YouTube Works Awards

YouTube Works Awards

YouTube Works Awards Japan 2024

部門賞・グランプリ受賞作品発表!


受賞作品を含む、ファイナリスト全作品の詳細事例集 (PDF)はこちらから

YOUTUBE WORKS AWARDSとは

About the Awards

YouTube Works Awards は、YouTube で高い広告効果を獲得した動画広告を表彰する、Google 主催の広告賞です。 2017 年にイギリスで始まり、アメリカなど世界各国で開催されており、各国で第一線で活躍する広告クリエイターや広告主・YouTube クリエイターなど、幅広い分野の審査員が様々な視点で審査を行います。 日本では 2021 年に初開催、2023年 6 月に第 3 回を開催し、8 つの部門賞とグランプリを発表しました。

About the Awards

Categories

1

Action Driver 部門

Action Driver は YouTube 広告を活用して、生活者の意思決定を後押しすることで行動を促すことに成功し、ビジネス目標を達成したキャンペーンを表彰します。

キャンペーンで達成したアクションが分かる数値的結果(例:ウェブサイト訪問、登録・購入や来店などの直接的なコンバージョン、ソーシャルシェア(シェア・いいね・コメント)、など)これらの結果の裏付け数値として、CPC、CTR、EVC、CPA、CPI、ROAS、 ROI などをご提出ください。

2

Best Brand Lift 部門

Best Brand Lift は、YouTube 広告を活用して、ブランドや商品の認知・比較検討・検索数や好意度などのブランドリフトに貢献したキャンペーンを表彰します。

キャンペーンで達成したブランドリフトを示す数値的結果(例:ブランド・商品認知、比較検討、購入意向、検索数、コーポレートイメージの向上など) これらの結果の裏付け数値をどのように得られたかを明示してください。

例① YouTube の提供するツールや調査を使用して得られた数値的結果

例② 自社、広告会社または調査会社のリサーチを通して得られたリフトに関する数値的結果

3

Best Sales Lift 部門

Best Sales Lift は、 YouTube 広告を活用して、オンライン・オフライン問わず売上拡大というビジネス目標達成に貢献したキャンペーンを表彰します。

キャンペーンで達成した売上への影響を示す数値的結果(例:売上前年対比、達成した売上金額・個数、成長率、マーケットシェア、購入者数、ROI、ROAS など)

4

Best Shorts Ads 部門

Best Shorts Ads は、YouTube ショートの特性やトレンド、視聴者インサイトを理解し、YouTube ショート広告の機能を活かしたクリエイティブで、高いマーケティング効果を獲得したキャンペーンを表彰します。

キャンペーンで達成したマーケティング成果を具体的に示す数値的結果。YouTube ショートだからこそできたクリエイティブのポイント、目標達成に寄与した内容を根拠を含めて記載してください。様々なフォーマットがある中で、なぜ YouTube ショートを利用したのか、ブランドの課題とどうマッチングしたのかという背景も記載してください。

5

Breakthrough Advertiser 部門

蓄積された実績がない中でも果敢に挑戦し、2023 年に戦略的に YouTube 広告の活用を開始して、優れたビジネス目標を達成した企業、ブランドおよび団体を表彰します。

YouTube 広告を本格的に利用することになった理由と、キャンペーンで達成した、マーケティング目標への貢献が分かる数値的結果を明記してください。 これらの結果を裏付ける数値として、実際に貢献したマーケティング目標の内容(認知指標、売上貢献、ダイレクトアクション、ソーシャルシェアなど)について、数値的結果を提出してください。

6

Creative Effectiveness 部門

Creative Effectiveness は、YouTube 広告を活用して、多様化する生活者インサイトを的確にとらえ、視聴者の共感や議論を生み出すことによってビジネス目標を達成したキャンペーンを表彰します。

キャンペーンで達成した、動画広告の再生回数のみならず、視聴者の共感や議論を生み出したり、広く拡散され話題になったことが分かる数値的結果(例:YouTube での高評価・コメント数、ソーシャルシェア(シェア・いいね・コメント)、二次創作、外部メディアでのトレンドランキング、その他ランキングなど)

7

Force for Good 部門

YouTube 広告を活用して、生活者との対話を深める・コアファンへブランドメッセージを届けるなど、収益やビジネスインパクトを超えて、自社のブランドパーパスを表現し、社会的意義のあるコミュニケーションを展開したキャンペーンを表彰します。

キャンペーンで達成した、社会にどの程度影響を与えることが出来たかがわかるストーリーと具体的な数値的結果を明記してください。

これらの結果を裏付ける数値として、生活者の認知変容、ブランド認知、ソーシャルシェア(シェア・いいね・コメント)、コーポレートイメージ向上、ブランドイメージ向上、マーケットシェア推移、などの数値的結果をご提出ください。

8

Grand Prix

各部門賞の中で、最もインパクトが大きく、イノベーティブかつクリエイティビティに富んだ表現で YouTube 広告を最大限に活用し、ビジネスへの効果へと繋げることに成功したキャンペーンを表彰します。

審査方法

2023 年に取り組んだ YouTube を活用したキャンペーンをご提出ください。

審査員が YouTube Works ならではの視点であなたの広告を審査し、7 部門における受賞者を決定いたします。 また、もっともストーリー性があり広告効果を発揮したと判定されたキャンペーンには、Grand Prix(グランプリ)を贈呈いたします。

審査方法

審査員のご紹介

<strong>合澤 智子 </strong>

合澤 智子

KDDI 株式会社

コミュニケーションデザイン部 部長

<strong>岩崎 亜矢</strong>

岩崎 亜矢

株式会社サン・アド

コピーライター/クリエイティブ・ディレクター

<strong>伊藤 隆行</strong>

伊藤 隆行

株式会社テレビ東京

制作局長

<strong>UraN</strong>

UraN

くれいじーまぐねっと

YouTube クリエイター

<strong>太田 祐美子</strong>

太田 祐美子

Wieden+Kennedy Tokyo

シニア・コピーライター

<strong>梶浦 瑞穂</strong>

梶浦 瑞穂

アサヒビール株式会社

理事 マーケティング本部長

<strong>佐々木 丈也</strong>

佐々木 丈也

三井住友カード株式会社

専務執行役員 マーケティング本部長

<strong>塚田 由佳</strong>

塚田 由佳

株式会社 電通

クリエーティブ・ディレクター

<strong>中田 大樹</strong>

中田 大樹

株式会社サイバーエージェント

執行役員

<strong>中川 晋太郎</strong>

中川 晋太郎

Uber Eats Japan合同会社

ゼネラルマネージャー

<strong>細田 高広</strong>

細田 高広

株式会社TBWA HAKUHODO

チーフ・クリエイティブ・オフィサー

<strong>守⽥ 健右 </strong>

守⽥ 健右

株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ

クリエイティブ・ディレクター

1

応募開始

2023 年 10 月 18 日 (水)

2

応募終了

2024 年 2 月 20 日(火)

3

部門賞およびグランプリ発表

2024 年 6 月 11 日(火)

応募について

応募について

審査基準: 審査員は、戦略的かつ高いクリエイティビティを発揮した、広告主のビジネスにもっとも貢献したキャンペーンを評価します。KPI を明確に設定、明記し、競合状況等結果の数値を記載することで、審査員もより定量的かつ明確に判断をすることができます。

応募フォーム記入のポイント:

  • 応募の際は、各部門の定義・評価基準・留意点を確認の上、過去の受賞作品及びファイナリスト入賞作品のケーススタディを参考にし、応募フォームに記入してください。
  • 専門用語はなるべく平易で具体的な表現に書き換えて、審査員にわかりやすい内容の記載を心がけてください。
  • クリエイティブだけでなく、利用したメディアに関する情報など、キャンペーンの全体像がわかるようにしましょう。キャンペーンの目的、アプローチ、結果を明確に記載ください。また、クリエイティブに関して、背景や目的についても記載ください。
  • キャンペーンの目的・KPI 、YouTube のキャンペーンの主要目的、クリエイティブアイデア、コミュニケーションストラテジー、結果等、それぞれの質問項目の回答に一貫性があるように記述ください。
  • YouTube 以外に利用した広告メディアに関する情報もあるとわかりやすいです。応募した YouTube のキャンペーンがもたらした可能性のある結果についても、具体的に記載ください。
  • 結果を記載する際は、客観的かつ具体的な指標・数値で記載ください。目標に対してどのような結果だったのかがわかるとより審査を円滑に行うことができます。
    - 良い例:目標 CPA 10,000 円に対して、8,500 円を達成することができた。
    結.果、売上も前年比 110% の成長を達成した。
    - 悪い例:目標 CPA を達成し、今現在も目標以下での獲得ができている。
  • 数値を記載する際は、可能な範囲で出典(データソース、調査会社等)も記載ください。

その他、応募フォーム記入についての留意点は、応募要項の「応募フォームの記入」をご参照ください。

応募について

応募方法

YouTube Works への応募は簡単で、かつ無料です。

2023 年に マーケティング目標に対して効果を発揮したキャンペーンを選択。 YouTube Works の応募要項を確認し、応募フォームからご提出ください。

あなたのアイデアと成果を、世界に知ってもらうチャンスです。マーケティング、クリエイティブ、代理店関係者の皆様、2023 年に実施して成果をあげた広告キャンペーンでもっとも成果が出たものを是非応募ください。

応募資格: 2023 年 1 月 1 日から 12 月 31 日までに、YouTube にて日本国内向けに広告出稿やクリエイターを起用したキャンペーン。

応募方法に関して質問等ございましたら、youtubeworksjp@google.com までお問い合わせください。

応募方法
YOUTUBE WORKS WINNERS

2024 Japan Winners

2023 年の YouTube 広告を対象に、広告関係者 60 人以上による 1 次審査でファイナリスト 50 作品を選出。その後、広告クリエイターや広告主、YouTubeクリエイターなど 12 名の最終審査員が様々な視点で審査を行いました。戦略的かつ高いクリエイティビティを発揮して、マーケティング目標の達成に貢献したキャンペーンとして 7 つの部門賞とグランプリを決定いたしました。

Grand Prix
Creative Effectiveness 部門
Grand Prix
Creative Effectiveness 部門

ありがとう、君の漫画愛。

広告主:一般社団法人ABJ

企画・制作:株式会社 博報堂 / 株式会社博報堂プロダクツ

CHALLENGE

このキャンペーンが対象としたのは漫画の海賊版問題。実は漫画読者のうち海賊版読者は少数派であることに着目。長年続けている「海賊版をやめよう」という注意を促すキャンペーンではなく、新たな切り口として、漫画読者の多数を占める正規版読者に向けたアプローチを実施しました。

IDEA

人気漫画 61 作品のセリフ、コマから歌詞を構成し、漫画愛好家のアーティスト Vaundy と楽曲を制作。漫画キャラクターから正規版読者へ「ありがとう」を伝えるミュージックビデオにして公開。動画の最後にハッシュタグをつけたポストを呼びかけることで、SNS 上が海賊版への反発と漫画を愛する気持ちで埋め尽くされることを狙いました。

RESULTS

ローンチから 1 か月で動画の総再生回数は 1,000 万回を突破。YouTube 動画の高評価数は 1.9 万、408 件もの好意的なコメントが。前年度キャンペーンと比べると、リアクション数は約 200 倍近くの増加。 正規版読者や漫画家たちから、続々と海賊版への想いがポストされ、海賊版撲滅の空気を醸成しました。

Action Driver 部門
Action Driver 部門

爆アゲセレクション

広告主:株式会社NTTドコモ

企画・制作:株式会社サイバーエージェント / 株式会社Cyber AI Productions

CHALLENGE

サービス内容の複雑さから、マス広告では認知は上がってもその先のユーザーアクションに繋がらないという課題を抱えていたドコモの「爆アゲセレクション」。そこで、丁寧なサービス解説を行うランディングページへ誘導することを目的とした YouTube 広告を制作し、ユーザーの申込を後押しすることを狙いました。

IDEA

独自の AI ツールを用いてセグメントごとに約 160 本の既存動画を学習させ、効果的なクリエイティブの共通要素を算出。AI 予測と人間のクリエイティビティを掛け合わせ、効果改善 PDCA を加速させました。

RESULTS

LPへの遷移を効率的に促すことに成功し、クリック率は目標値に対して 216% 増加を達成。さらに、キャンペーン開始前との比較では、申込者数が 130% 増加しただけでなく、クリック単価は 1/4 に圧縮。広告効率を大幅に改善しながら目標を達成することができました。

Best Brand Lift 部門
Best Brand Lift 部門

ホントにあった#俺たちのモンストーリー

広告主:株式会社MIXI

企画・制作:株式会社 博報堂 / 株式会社TBWA HAKUHODO / 株式会社 東北新社

CHALLENGE

サービス名称認知はある反面、ゲーム内容理解が高くないモンスターストライクに好意的なブランドイメージを持ってもらうため、本動画広告を通してブランドへの好意度醸成を図り、効率的な新規ユーザーの獲得に繋げることをゴールとしました。

IDEA

モンスターストライクで実際にあったエピソードをユーザーから募集し動画広告 として配信。ユーザーの内容理解がプロダクトベネフィットにフォーカスされるように構成し、「新規ユーザーの自分ごと化」のため、ノンタレントを中心に起用。若年層の動画視聴も加味し、あえて短尺の動画を制作しました。

RESULTS

動画広告 視聴を通じた、モンスターストライク未プレイユーザーの若年層に対するブランド好意度醸成は 12 月には 1.7 倍、直接的な利用意向変化 も 1.4 倍、広告認知率 は 40% 以上を達成。いずれの動画広告でも販促目的の広告以上の成果に繋げることができました。

Best Sales Lift 部門
Best Sales Lift 部門

味覚・三角関係ラブストーリー『麺ジャラス・ラブ』

広告主:日清食品冷凍株式会社

企画・制作:株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ / 株式会社ADKクリエイティブ・ワン

CHALLENGE

新商品である「一風堂トムヤムクン豚骨ヌードル」。セブン-イレブンでの全国発売に伴い、認知獲得と SNS 上等でポジティブな発話を作り上げることを目的に TrueView インストリーム広告を制作しました。

IDEA

ターゲットである女性の共感を得るため、2 つのスープをイケメンキャラに擬人化し、具材や味覚の特徴を恋愛に例え、商品理解を深めてもらいながら、最後まで見続けてもらえるような設計にしました。恋愛企画と相性が良く SNS でのフォロワー数も多い声優を起用し、ファンも巻き込み、さらなるリーチ拡大を図りました。

RESULTS

再生回数は目標の 160% にあたる 52 万回を達成、視聴者の 50% 以上がスキップせず、約 3 分という長尺動画でも完全視聴率は 25% 以上を獲得。ターゲット女性層(30 〜 40 代)だけでなく、男性 20 代、30 〜 40 代においても、店頭シェア No.1 を獲得しました。

Best Shorts Ads 部門
Best Shorts Ads 部門

ガチ中華クリエイターCM

広告主:サントリーホールディングス株式会社

企画・制作:株式会社 Hakuhodo DY Matrix / 株式会社TBWA HAKUHODO / 株式会社 東北新社

CHALLENGE

発売開始から 40 年以上が経ち、Z 世代にとっては目新しさのない飲み物となったSUNTORY烏龍茶。「おなかの脂肪を減らす」という機能をいまの時代のトレンドと繋げることで、若者に手にとってもらうことのきっかけ作りを目指しました。

IDEA

本場、中国のリアルな食文化に根付いた烏龍茶と若者との接点として、すでにバズりを生み出していた巨大鍋を振り大胆に料理する‘中華クリエイターに着目。既存素材を提供してもらう形で、日本では真似できない、超絶ローカルなトンマナで縦型ショート動画を制作しました。

RESULTS

延べ 1,200 万以上リーチ、310 万回以上視聴完了を記録し、どちらも KPI を達成。TrueView インストリーム広告 では、70% の視聴完了率となり、SNS では、「天才」「好き」といった広告への好意的なコメントに加え、購買意向に繋がるコメントも見られました。

Breakthrough Advertiser 部門
Breakthrough Advertiser 部門

どうせスキップできない広告ならペンギンの話

広告主:オリックス不動産株式会社

企画・制作:株式会社 電通

CHALLENGE

「京都ペンギン相関図」「すみだペンギン相関図」の認知拡大、また固定化しつつあった既存ファン層だけでなく、ターゲティング配信を通した潜在顧客層へのアプローチ、競合施設との明確な差別化・両館のブランド価値向上を目指して制作しました。

IDEA

スキップ不可のインストリーム広告に多少のストレスを感じる、というユーザーインサイトに着目し、その気持ちに寄り添い、印象を逆転させるアウトプットに注力。冒頭から「どうせスキップできないならペンギンの話」という言葉と共に、ペンギンたちのストーリーをシンプルかつ上質に提示しました。

RESULTS

相関図を見たくなる作りが功を奏し、クリック率は KPI に対して 151% を達成。 ローンチ当初から SNS 上での好意的なコメントと、来館やサイト訪問を報告する投稿が多数見受けられたことで、メディアにも取り上げられ、認知母数拡大を図ることが出来ました。

Force for Good 部門
Force for Good 部門

ランドセル選びドキュメンタリー

広告主:株式会社セイバン

企画・制作:株式会社 電通 / 株式会社 電通クリエーティブX / 株式会社キャンディーフィルム

CHALLENGE

ランドセル選びを、子供が自己表現力や責任感、自立心を成長させる最初の機会として捉え直し、『キミが好きなの、キミが選ぼう。』という新しいブランドメッセージを策定。保護者にランドセル選びの主体は子供であることをアピールするために、YouTube 広告を実施しました。

IDEA

実在の家族 7 組によるランドセル選びのリアルを捉えたドキュメンタリー動画を制作。子どもが自分らしく選択できることが喜びと成長につながることを、ブランドメッセージにのせて伝達。本物のリアクションを捉えるために撮影は 1 テイクのみで実施しました。

RESULTS

公開直後から「話題の YouTube 動画」として SNS で拡散され、子供主体のランドセル選びについて前向きな議論を巻き起こしました。テレビ番組をはじめ、各種メディアに取り上げられ、広告費概算 6 億円以上の PR 効果を獲得。 さらに、購入検討者数は 12%、ブランド好意度は 10% 増加し、年々競争が激化する市場において、大きな成功に繋がりました。