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長野県
伝統工芸士リョウマ
文化

古来から伝わる独特の風合いが魅力の上田紬の織元。小岩井紬工房 3 代目の良馬さんは、着物文化や伝統工芸を身近に感じてもらおうと YouTube チャンネルを始めた。自ら手がける上田紬や、長野県名産のりんごの樹皮で仕立てる林檎染めといったモノづくりの興味深い工程を紹介。その一方で「同じ着物なのに値段が違う理由」「5 分で着られる着付け術」といった、豆知識を紹介する。自らの工房はもちろん、紹介したお店や和裁士さんのもとを訪れる人が増え、作り手や呉服屋さんとのコラボレーションも生まれている。良馬さんが YouTube とともに紡ぎ出す物語は、これからますます広がりそうだ。

作り手が生の声を動画で発信し、着物文化や伝統工芸をより身近に感じてもらうためにも、YouTube は最も活用すべきツールのひとつだと思います。
里山のシイナ
文化

シイナさんは 30 代に入り、以前から興味があった田舎暮らしをはじめようと決心。3 年間の物件探しの末、古民家をタダ同然で購入し、夫婦で長野の里山に移住した。二人の田舎暮らしは、老朽化の激しい古民家の再生からはじまる。その記録として YouTube に動画を投稿するようになった。シイナさんの動画には、地方移住や古民家再生の大変さがリアルに映し出されているが、チャンネルには「元気をもらえる」「癒される」というコメントが寄せられる。それは、淡々と前進する夫婦の自然体な姿に惹きつけられるからだろう。シイナさんは、「不自由さを乗り超える過程で得られる成長や経験、乗り超えた先にある喜びもまた、人生の豊かさ」だと語る。

YouTube の活動を続けていくうちに思ってもいなかった業界の方と繋がった経験があります。新しい出会いも、YouTube を始めてよかったと思うことのひとつです。
re:GORO
社会

ドラマ「北の国から」の主人公の生き方に憧れたリゴローさんは、長野県の山間部に移住したのを機に YouTube の活動をはじめた。年季の入った住居のリノベーションや豆炭こたつの使い方といった、田舎暮らしの模様を配信。自分を隠すことなくさらけ出すリゴローさんの日常からは、人が迷い、戸惑いながらも生きていく雑味が伝わってくる。YouTube がきっかけで、奇跡的に音信不通だった息子さんからコメントが届き、再会も果たした。自由も不自由もひっくるめて、すべてを自分の意思で選択して生きていくことの楽しさを、そしてそれが 50 歳を超えてからもできることをこのチャンネルは語っている。

こんな男の動画でも、誰かの心に届き、刺激になったり、元気づけたりできているとしたらうれしいですね。できるところまでやってみようと思います。

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