エンタメと復興支援で地域を後押しする全身タイツのニューヒーロー。 幼少期に阪神淡路大震災を経験したサニーさんは、世の中を面白く照らし、軽やかな社会をつくりたいとの想いでゆかりある香川県に瀬戸内サニー株式会社を設立し、一事業として YouTube での活動を開始。瀬戸内地域を盛り上げ、若者に地元の魅力を伝えるため、全身黄色のタイツで街へ飛び出し、街頭インタビューを実施した。一方、 2018 年に西日本豪雨が発生した際は、風評被害や観光客減少に歯止めをかけるために復興応援動画を公開。動画は 40 万回以上再生され、復興を力強く後押しした。コロナ禍でも、ワクチンなど若者の疑問や不安を県知事にぶつける動画を掲載し、地域の為に発信し続けている。
『サニーさんの動画で、香川にはたくさん魅力があるってわかって香川のことが好きになりました』という地元の中学生の声を聞いて泣きました。
40 年以上料理研究をし蕎麦屋を営む川原さんが、こだわりのレシピを次代に伝承しようと開設した YouTube チャンネル。地元で栽培したみずみずしい野菜を使った川原さんのレシピは、簡単ですぐ作りたくなるメニューばかりだ。そうめんは茹でずに余熱で仕上げる秘訣を公開した動画の再生回数は 400 万回を超え、その動画でチャンネルを知った人が川原さんに魅了され、他の動画を見にやってくる。常連で放送業界に勤める山地さんが撮った映像の美しさと、テレビの料理教室出演の経験もある川原さんのわかりやすい教え方が人気の理由だ。YouTube を通して、川原さんの料理は広く、深く、伝承されていくだろう。
できるだけたくさんの先代から教えられてきたこと、大切なことを後世に残していきたい。それが私の幸せだと感じています。
香川県といえばうどんだが、県民さえ知らないうどん屋も多数ある。ヤグタウンさんは、帰郷した際に食べたうどんのおいしさと奥深さに改めて感動。香川のうどんを片っ端から取り上げようと決めた。主役はうどんだが、店主のこだわりや店舗の雰囲気なども映すように心掛け、基本毎日投稿した。興味本意ではじめたことだが、店からは「お客さんが増えた」「注文数が 3 倍になった」という声をもらい、視聴者からもいいお店を教えてもらったと好評。誰かの役に立っていることを実感したヤグタウンさんは、県内の店舗全制覇と同時に、更に地元に貢献できるよう活動を広げていきたいと語る。
讃岐うどん屋を全店動画化して、YouTube に投稿することが第一の目標ですが、今後はそれ以外の香川グルメの紹介も増やしてきたい。「人に役立つ・感謝される」を軸にがんばります。