MOACA

MOACA「気候危機問題」を考え、学び、アクションを起こす望月からの市民グループ

ロジャー・マクドナルド
東京生まれ、８歳より英国で教育を受ける。大学では国際政治学、半年間オーストリアにある欧州平和研究センター (European University Center for Peace Studies)で勉強する。大学院はカンタベリー ケント大学で宗教体験と神秘学を専攻、研究はサイケデリック文化や禅と芸術について。博士研究は「アウトサイダーアート」の著者ロジャー・カーディナルの指導でモダンアート絵画と神秘主義（特に禅とアメリカの画家マーク・トビー）について。この時期（1990年代半ばから終わり）、広島県にある神勝寺国際禅道場で2年連続夏の修行をする。シャーマニズムの研究者テレンス・マッケナのワークショップにロンドンで参加する。2000年に仲間とAITを設立、2001年にNPOに認定される。アートの学校MADのプログラムディレクションをする。2000年から2013年まで東京近郊の美術大学で非常勤講師として教鞭をとる。2001年第一回横浜トリエンナーレでアシスタントキュレーター、2006年にはシンガポールビエンナーレキュレーター、2017年にはアウトサイダーアートの大規模展「ミュージアム・オブ・トゥギャザー」を東京でキュレーション、その他様々な展覧会やアートイベントのキュレーターも務める。2010年長野県佐久市望月に移住して、2014年に「フェンバーガーハウス」を設立、館長を務める。合宿やワークショップをリードする。2016年には観察実践集団の「第三の鳥結社」の活動に参加する、国際会議にアメリカとブラジルで参加。2018年夏アメリカ西海岸にあるカウンターカルチャーの聖地エサレンで、アーティスト アンナ・ハルプリンによる最後の夏のワークショップに参加する。2018年から気候危機に関して研究を始める。2019年に望月地域の市民運動グループ「MOACA」を仲間と設立。地域や学校で気候危機や適応に対してレクチャーとディスカッションをしている。2021年からUBIA「宇宙美術アカデミー」をスタートし、ホールフードプラントベース食のカフェ、量り売りショップ、ドームでのスペースミュージッククラブや「市民回復センター」を主催している。