航空自衛隊はけさ、東京・有明の公園で地上配備型迎撃ミサイル「PAC3」の展開訓練を行いました。自衛隊やアメリカ軍の施設以外で実施するのは4回目で、2013年以来、6年ぶりです。河野防衛大臣が視察する中、隊員らは迎撃ミサイルの発射装置やレーダーを公園内に展開するところから撤収するまでの一連の手順を確認しました。今年5月以降、北朝鮮による弾道ミサイルの発射が相次ぐ中、国内外に自衛隊の迎撃態勢をアピールする狙いがあります。「PAC3」は自衛隊の施設以外での運用も想定されており、航空自衛隊は同様の訓練を今後も全国で実施する予定です。