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「陽明丸」顕彰会代表  2013.10.11

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Published on Oct 14, 2013

NPO法人「人道の船 陽明丸顕彰会」を設立した北室南苑さんと、陽明丸によって祖父母が救出されたオルガ・モルキナさんの記者会見を行った。
司会 日本記者クラブ企画委員 川村晃司(テレビ朝日)
通訳 澄田美都子(サイマル・インターナショナル)
日本記者クラブのページ
http://www.jnpc.or.jp/activities/news...
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記者による会見リポート(日本記者クラブ会報2013年11月号に掲載)

埋もれた歴史に光をあてて

 「人道の船・陽明丸」と聞いてピンとくる人は少ないだろう。ロシア革命後の1920年、疎開して親と離れ離れになったロシア人の子ども約800人を、米国赤十字社の要請を受けて救出した日本の貨物船が陽明丸だ。約100年前の日ロの埋もれた歴史を、メディアを通じて多くの人に知ってもらいたい。そんな北室さんとモルキナさんの切実な願いが伝わる会見だった。

 祖父母が救出されたモルキナさんは、おとぎ話のように陽明丸の逸話を聞いて育ち、詳細な調査に乗り出す。2009年にモルキナさんから協力を依頼された北室さんは陽明丸の船名や船長を特定。NPO法人を設立し、自身の出身地・石川県能美市に顕彰館も設け、偉業の周知に努めている。

 ただ各国が救出要請を断る中で陽明丸が応じた理由や日本人乗組員の消息など不明な点は残り、北室さんらは「どんな情報でも提供を」と結んだ。日ロ首脳が平和条約締結に向けて模索を続ける中、彼女たちのような草の根の活動が、両国民の信頼醸成にもつながっていくことを期待したい。

北國新聞東京支社報道部長
佐々木 玲子

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