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「花舞」【2014 初演】

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Published on Apr 15, 2015

作曲・橘川琢/詩・木部与巴仁「花舞」より

花よ、舞え。花は、舞う。花が、舞った。花の舞に言葉はいらない。私たちはただ、花が舞う、その時を待てばいい。上野雄次氏の花いけは無論。ヴァイオリンとヴィオラ、独奏者の競演。ピアノが造る世界観。どれも期待だ。舞わせたいと思った詩も聴いてほしい。花を、舞わせる。花に、舞を。花と、舞いたい。視覚の音楽、橘川氏の花に、新たな一篇が加わる、詩の完成は2014年7月1日。〈K〉
全編、詩の強い熱に呼応するかのように作曲された。孤独のさびしさのなかで踊る第一章、諧謔味を帯びた、熱のある踊りの第二章、「秋雨の舞」と題した、器楽による静謐な第三章、あらんかぎりの情熱の渦の中に自らを巻き込み、生命を燃焼し尽くす第四章。本物の、焦がれるくらいの熱意があるからこそ成し得るものがある。花いけ、詩作、詩唱、演奏、作曲それぞれの芸術分野の、そして出演者の本気を現出し、お届けしたい。花に託された、命の昇華を。〈橘川琢〉

詩唱*木部与巴仁ヴァイオリン*戸塚ふみ代ヴィオラ*伊藤美香ピアノ*森川あづさ花* 上野雄次

花舞
木部与巴仁

歌いながら踊っていました
誰なのかも忘れて

歌いながら踊っていました
どこにいるのか
いつなのかも忘れて

歌いながら踊っていました
何もかも忘れて

花が降る
雨になり
花が吹く
風になり
歌う踊る
空に散る


生きているから
動く
ひとりでに
見てくれなくても
爪先を立て指先を伸ばし
髪の先まで戯れ
動く
ひとりきりで
わかってくれなくても

歌いながら踊っていました
誰なのかも忘れて
歌いながら踊っていました
何もかも忘れて
私はどこに
ここは……

歌う
花 たったいま咲こうとしている
歌い踊る
悔いなく命を 花 終えようとする
踊り踊る
このまま 花 死んでもかまわない
歌い歌い踊り
踊り続けて死ね 花
踊れ

降っている
静かな
秋の雨が
むすびの時
足跡に残された
一滴の血
(2014・7・1)

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