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「遺伝子解析」と「ミドリムシ」ビジネスの最前線

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Published on Aug 31, 2015

DeNAヘルスケア事業部長・大井潤氏×ジーンクエスト代表・高橋祥子氏×ユーグレナ社長・出雲充氏×プロノバ社長・岡島悦子氏
G1ベンチャー2015
第3部 分科会C「遺伝子解析ビジネスとミドリムシ~“破壊的”イノベーションを生み出せるか~」

Yahoo!やDeNAをはじめとするインターネット企業の遺伝子解析ビジネスへの参入が相次いでいる。DeNAは子会社DeNAライフサイエンスを設立し、Yahoo!はジーンクエストと組み、遺伝子解析サービスを開始した。ジーンクエストは遺伝子解析を中心とした大規模医療研究プロジェクト立ち上げを発表。ユーグレナは、ミドリムシによる食品・エネルギーの開発に取り組み、74億円を増資し、国内外で事業展開を進めている。バイオテクノロジーはどのような可能性を持ち、どのような機会を持つのか。各社のキーパーソンたちが議論する(視聴時間1時間10分17秒)。

出雲 充氏
株式会社ユーグレナ 代表取締役社長
大井 潤氏
株式会社ディー・エヌ・エー 執行役員 ヘルスケア事業部長 兼
株式会社 DeNA ライフサイエンス 代表取締役社長 兼
DeSCヘルスケア株式会社 代表取締役社長
高橋 祥子氏
株式会社ジーンクエスト 代表取締役
岡島 悦子氏(モデレーター)
株式会社プロノバ 代表取締役社長

【ポイント】
・自分の遺伝子タイプによってリスクを顧客に提供し、それによって個人の行動変容を促していきたい(大井氏)

・パーソナルゲノム解析を個人向けに提供している。ゲノムは遺伝子全体を指す。同時にゲノム情報を集積している。これは、病気の原因解明や臨床試験などにも展開が可能(高橋氏)

・ミドリムシは「燃料」「食用」として利用していく。この技術を広げて、2100年には今世界に10億人にいる栄養失調人口をゼロにし、航空エネルギーの1割を新エネルギーとしてミドリムシにリプレイスしていきたい(出雲氏)

・ブランディングに苦慮した経験から、日本の場合は、大手の企業との緊密なコラボレーションが非常に重要。連携する会社をうまく見つけること(出雲氏)

・遺伝子情報を知ることで、健康寿命が延び、医療費の削減が可能。日本人は遺伝的な背景が均一なのでノイズが少ない。これは日本人としての生物の財産なので、これを引き出し、研究機関と民間が持っているデータベースを統合し活かすことが重要(高橋氏)

・アメリカでは、国と民間のダブルトラックでゲノム研究に取り組んでいる。かたや日本は力不足。日本人のゲノム情報を日本人の財産として活用する制度を作るべき(大井氏)

・日本人は遺伝子検査について心理面での抵抗感がある。差別につながるようなイメージがあるが実際は違う。違っていて当たり前だと社会で教育し、リテラシーを上げていかなければならない(高橋氏)

・日本は非常に恵まれており、健康の価値、病気になったときのリスクが顕在化しない仕組みなので、これでは、今まで安心していた部分が崩壊する。その方向に向かわぬよう、健康の価値を明確化すべき(大井氏)

・遺伝子解析サービスをマネタイズするというより、データの集積からどう価値を作っていくかが大切。遺伝子解析サービスはリピータがいないので、よりデータをたくさん集めて精度を高めることにフォーカスしていく(高橋氏)

(肩書きは2015年4月29日登壇当時のもの)

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