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微睡(まどろみ) 2014・初演

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Published on Jul 20, 2014

作曲・高橋通/詩・木部与巴仁

作曲家は教えてくれた。"詩を読んで感じた雰囲気は19世紀末から20世紀前半の匂いでした。そこで、少しスタイルの古い現代音楽風にしました。女声(ヴォカリーズ)で季節的な雰囲気を、クラリネットでドラマチックな効果を......"。そして加えた。作曲している時は詩の内容しか考えていません、と。書く者はさらに、詩に一切の具体性をこめようとしなかったと打ち明けたい。詩はどう受け止められてもいいし、その曖昧さを怖がるくらいなら、詩など書かない方がよい。曖昧さといったが、書く時の態度に、曖昧さは微塵もないのである。〈K〉

ソプラノ*柳珠里 テノール*根岸一郎 クラリネット*藤本彩花 ヴァイオリン*戸塚ふみ代 チェロ *寺島志織 ピアノ*河内春香

微睡(まどろみ) 木部与巴仁

まどろみのうちに
私は三度
死ぬ

夏の朝
太陽はどこまでも大きく
膨れあがって
燃え尽きる
羽を焼かれて落ちる

初めの死

冬の夜
逃げ惑う群集が
私を踏みつけてゆく
どこへ?
声もなく
起きようとして
起きられず
ぼろとなって死んだ
二度目の死

生と死の往来
死ぬ
生きる
死ぬ 生きる
そして
死ぬ

春の午後
扉を開けた女が
私を刺す
深く
痛みはなく
しかしくらべようのない
絶望感が
部屋をみたした
三度目
(2014・3・8)

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