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トロッタの会『トロッタで見た夢』

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Published on Dec 4, 2011

2007年2月25日(日)、タカギクラヴィア松濤サロンでの第1回「トロッタの会」より。酒井健吉作曲、木部与巴仁作詩・朗読『トロッタで見た夢』 ヴァイオリン戸塚ふみ代、ピアノ今泉藍子、朗読 木部与巴仁
【作曲者の言葉】詩『トロッタで見た夢』を書いたのは、2001年1月である。一夜の夢がもとになっており、潜在意識が顕れたとみていいのだろう。トロッタにたどりつくまでに歩んだぬかるみ、灰色の空をバックにしたトロッタの外観など、印象深い記憶は他にもあるが、詩としての流れを考慮した結果、そうした細部は生かさなかった。『トロッタで見た夢』に日本的な情緒はないが、これは決して、現代風の洒落たレストランなどを舞台にしているのではない。再開発が計画されれば真っ先に壊されてしまいそうな、朽ちゆく建物における男女の姿を詠っている。登場する二人をめぐる以外にも、様々な出逢いや別れ、語らいがあっただろう。そのすべてが、トロッタを舞台にして行われた。トロッタはそれを見てきたし、そのような時間を堆積させてもきた。今出来の軽薄な建物には、人間の歴史など、望んでも望めないのである。時の過ぎゆくまま、何ごとも、何ものも、朽ちればよい。時の重みを背負って静かに苔むし、色をなくし、果てればよい。もしかするとトロッタで見た夢は、人と建物が朽ち果てる寸前に生まれた、つかの間のドラマだったかも知れない。(2005年8月13日、長崎市での初演プログラムより) 〈木部与巴仁〉

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