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オルカ捕獲事件

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Published on May 3, 2013

「オルカ捕獲事件」

1997年2月、世界の動物保護関係者を震撼させる事件が起きました。それが、和歌山県太地での、野生オルカ捕獲事件です。太地の漁協が、学術目的を口実に10頭のオルカを畠尻湾に追い込み、国内外の激しい抗議にもかかわらず、その内の5頭を捕獲して、南紀白浜アドベンチャーワールド、伊豆三津シーパラダイス、そして太地町立くじらの博物館に売却したのです。

ちょうどこの時、海外では、映画「フリーウィリー」の出演がきっかけで、ケイコという名前の雄オルカが、野生復帰への道を歩んでいました。これは、水族館に飼われていたオルカを野生に戻す世界初の試みで、鯨類解放への気運が一気に高まっていました。

結局、太地で捕獲された5頭のオルカは、すべて水族館で命を落とし、学術的な成果も一般公開されませんでした。雌オルカの1頭は妊娠していたため、実際には6頭が死亡し、海へ返されたオルカについても、群れを維持して生き延びることができたかどうか、疑問視されています。

このDVD(15分)は、オルカがどのように捕獲され、どのような結末を迎えたかを克明に記したものです。

オルカ捕獲から16年を経た2013年、太地町は、再びオルカを捕獲し、同町内の森浦湾に囲う計画を進めています。今回は、オルカだけでなく、イルカやクジラ類も捕獲し、合わせて観光、学術研究、太地町の活性化に役立てるということです。

 映像と共に、オルカ捕獲の報告書「野生オルカ捕獲の是非を問う」をエルザ自然保護の会のホームページに掲載しました。

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