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23 - 全共闘 東大安田講堂事件 - 1969「我々の闘いは勝利だった。全国の学生、市民、労働者の皆さん、我々の闘いは決して終わったのではなく、我々に代わって闘う同志の諸君が、再び解放講堂から時計台放送を真に再開する日まで、一時この放送を中止します。」 (今井澄)年を越した六十九年一月、東大安田講堂にこもった学生たちが機動隊の攻撃に抗しきれず、逮捕されていった日、私は一人で安田講堂の群衆の中にいた。私のいる世界とは別世界になってしまった人々との距離を見つめ、何もしていない自分に当惑し、それでもその時間を他人事にしたくない一心でそこにいた。 六十八年の春には、あんなにみずみずしかった学生の群像が追いつめられ、傷つけられ、自らも絶望し、ゆがんでいくこの軌跡。この安田講堂陥落から七十二年の春の内ゲバという悲惨な幕切れまでの歴史を、後世、歴史学者はなんと評するのだろうか。 学生たちの失敗。若いということの、未熟だったことの、純粋な想いがありすぎたことの結末としての誤謬。確かにそれはある。けれどその一方でやっぱり国家は恐ろしいものだと、それを私は肝に銘じて思う。加藤登紀子「歌い綴る自分史 - 17 - "凍てついた冬"」http://www.tokiko.com/poet/jibunshi/j...
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