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ラッシーナ・ゼルボ 包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会事務局長 2017.8.7

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Published on Aug 7, 2017

Lassina Zerbo, Executive Secretary of the Preparatory Commission for the Comprehensive Nuclear-Test-Ban Treaty Organization(CTBTO)
包括的核実験禁止条約(CTBT)が発効するまでの準備組織のトップ。核保有国が批准せず20年以上たっても未発効だが、「核削減にはCTBTが一番効果的。希望を失わずに説得を続けたい」。「『核は唯一の自衛策』との北朝鮮の主張は70年前の米ソと同じ」

司会 土生修一 日本記者クラブ専務理事
通訳 大野理恵(サイマル・インターナショナル)
https://www.jnpc.or.jp/archive/confer...

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記者による会見リポート

「核なき世界」へ果実採れるか

「低いところにぶら下がる、採りやすい果実」(Low hanging fruit)。包括的核実験禁止条約(CTBT)を語るとき、ゼルボ氏はいつもこの言葉を使う。北朝鮮が核・ミサイル開発を続け、米国とロシアの軍縮交渉は停滞。不満を募らせた非保有国は核兵器禁止条約を採択し、発効を目指す。核廃絶という共通目標を掲げながら、一致前進できない国際社会。核爆発を伴うあらゆる実験を禁止するCTBTの発効は「核なき世界」に向け、「成果を上げやすい目標」というわけだ。

核実験を検知する国際監視制度(IMS)を築き上げてきたCTBT機構準備委員会のトップを務める。CTBTは米国や中国、北朝鮮、インドなど8カ国が未批准で発効していない。世界的な認知度も高いわけではない。こうした中、発効への動きを広げようと、ユースグループを立ち上げ、対話の力を信じ、昨年はCTBT署名開始20年の閣僚級会合への招待状を北朝鮮に送るなど様々なアイディアを発信し続けている。

今回の記者会見では「北朝鮮と対話する際には、CTBTのことも話してほしい」と国際社会に注文。核拡散防止条約(NPT)未加盟国インドの原子力供給国グループ(NSG)への加入問題では「NSGの参加48カ国はCTBTの署名国。新規加入に同じ条件を付けるべきではないか」と署名国拡大を訴えた。

大国として力を伸ばす中国には、CTBTに批准し、米国の批准を促すなど指導力を発揮することを要求。核抑止論は、北朝鮮の「抑止のために核兵器が必要」との主張を下支えしているとの率直な発言も飛び出した。

会見の締めくくりも独特だった。以前、若者に「なぜ、核保有国と国連安全保障理事会で拒否権を持つ国が同じなのか」と聞かれ、考えたそうだ。「核保有5大国以外にも、安保理の拒否権を与えれば、核抑止に頼る気持ちが薄らぐのではないか」。核なき世界を模索する情熱がひしひしと伝わってきた。

共同通信社外信部次長
宇田川 謙

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