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ピグミーの小型化、人類繁栄を解明するカギに 仏研究

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Published on Jul 29, 2015

掲載元;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=201...

ピグミーの小型化、人類繁栄を解明するカギに 仏研究


【AFP=時事】西アフリカの少数民族ピグミー(Pygmy)は、近縁関係にある東アフリカのピグミーとは非常に異なる形で、独自に低身長形質を進化させたとする研究結果が28日、発表された。

英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された論文によると、この結果は、体の小型化が環境条件(この場合は赤道直下の熱帯雨林での生活)への適応だとする説の証拠となっているという。

 また、成長率などの人間の特性は「比較的短期間内に」進化する可能性があり、これによって人類が新たな環境に速やかに適応し、地球に住み着くことができたことを、今回の結果は示している。

 バンツー(Bantu)語を話す共通祖先から約6万年前に派生したピグミーの身体発育が、他の人類種族とどのように異なっているかについて、科学者らは長年、研究してきた。

 ピグミーは生まれつき低身長なのか。それとも、ある時点で成長が止まるのだろうか。

 カメルーンのバカ(Baka)ピグミー族数百人の出生から成人までの発育データに基づく今回の最新研究により、同族の成長パターンが、低身長でない人類種族とも、他のピグミー族とも異なっていることが分かった。

 バカ族の場合、新生児は標準サイズだが、生後2年間の発育が著しく遅くなった。論文によると「その後はおおよそ標準的な成長パターンがみられ、青年期には成長スパートも起きる」という。

 東アフリカのエフェ(Efe)族やスア(Sua)族の場合、出生時にすでに低身長であることが、これまでの観察で判明していた。

 成長パターンが異なるにもかかわらず、西部と東部のピグミー族は、成人時には同程度の身長になる。

 成長パターンの違いは、異なるグループが類似した特徴を個別に獲得する「収束進化」のプロセスを示唆していると研究チームは指摘している。

 論文共同執筆者のフランス国立科学研究センター(National Centre for Scientific Research、CNRS)のフェルナンド・ロッツィ(Fernando Rozzi)氏は、AFPの取材に「これは(約2万年前に)ピグミーが東アフリカと西アフリカに分離した後に起きた」と語った。

■人類の成功へのカギ
 研究チームは次のような仮説を立てた。「熱帯雨林の周辺で暮らしていたひとつの集団が、森林の退行と草原の拡大に従って、東と西へ移動した。この時点では(最終氷期に関連する気候変動が原因で)草原は赤道付近にまで拡大しつつあった」

 東と西に分かれた2つの集団は、約1万3000年前に気候が再び温暖化に向かい始めた後に、互いに孤立した状態になり、それぞれ独自に新たな環境条件に適応した。

 研究チームによると、体の小型化は、島に生息する哺乳類にみられる現象で、捕食動物がいないことと資源が限られていることが、その原因である可能性が高いという。

 これは、熱帯雨林のような、全く異なる種類の環境に囲まれた土地が点在する「環境的な島」にも適用される。

 今回の結果は、人間の成長パターンが比較的速やかに進化する可能性があることを示唆している。「可塑性」と呼ばれるこの現象は、人類が新たな環境条件に容易に適応することを可能にしたと思われる。

 ロッジ氏は「人間の成長におけるこの可塑性は、現生人類ホモ・サピエンス(Homo sapiens)の世界中への速やかな拡散に重要な役割を演じたと思われる。人類は約6万年前にアフリカを出て、その数千年後には地球全体に居住地を拡大した」と話している。

 この変化は、出生前後に放出される成長ホルモンで調節されると考えられている。【翻訳編集】 AFPBB News

キーワード;ピグミー,フランス,研究,ニュース,News

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