「仲間の難民たちの希望になりたい」-リオ五輪に出場する難民選手団一人ひとりの想いを届けるため、アムネスティは他団体フィルム・エイドと協力して、約18万人が暮らすケニア・カクマ難民キャンプでオリンピックを生中継しました。投稿の動画はそのときの様子です。
世界が注目するオリンピックを通して、苦境に立たされている難民たちのことを伝え、難民への支援の輪を広げようと、リオ五輪では、史上初めて「難民選手団」が結成されました。
リオでは、紛争や迫害で母国を追われた10人の選手が、難民を代表して、陸上や競泳、柔道に出場しています。選手団の内、5人は、南スーダンの戦禍に巻き込まれ、隣国ケニアに逃れた者たちで、現在、国境沿いにあるカクマ難民キャンプに暮らしています。