天使の歌声の先には ー天国ー がありました。
天国へ行った王は小さなシルエットとなり、女神さまの元へ向かいます。
あるところでは妖精とお話をし、あるところでは人魚と水遊びをし・・・
そして、とうとう王は女神さまのもとへ辿り着きました。
用意された水瓶に2つの石を入れると
ー王の背中から羽が生えましたー
空を飛び、妖精にあいさつをしました。
水面に近づき、人魚にあいさつをしました。
高いところまで行き、初めて会う風にあいさつをしました。
雲を抜けて、いつもより少しだけ熱い太陽にあいさつをしました。
そして・・・・
天使の姿となった王が、再び子どもたちの前に現れました。
王はにこっと笑います。
そして、小さな白い石を懐から取り出し、一つ一つ子どもたちに手渡していきました。
その子にしか聴こえない小さな声で
「天使になれるお守りだよ」と言いながら。
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