2012年1月23日(旧暦の正月)にマカオの媽閣廟という場所で撮影したものです。
媽閣廟は、マカオ半島の南端の「媽閣山」のふもとに位置し、マカオ内港の入り口に当たります。
中国式の非常に歴史ある寺院で、創建は1488年と言われおり、マカオで最も古い寺院です。
山を背に、海に面した媽閣廟の敷地は広く、大殿,石殿,弘仁殿,観音殿などの建築によって構成されています。
媽閣廟の由縁は、福建や台湾で信奉されている「媽祖」伝説によるものです。
「媽祖」は福建の漁民の娘で、心優しく、人助けをいとわなかったため、死後仙女になりました。
仙女になった「媽祖」は、難破しそうな漁船の上に現れて幾度も危機を救ったため、漁民の安全を守る神として福建や台湾の沿岸沿いを中心に信奉されていました。
マカオの媽閣廟は、明の時代に1艘の商船が難破しそうになったとき、神女がマカオ半島の上に現れ、安全に船を導いたという伝説がもとになっています。
難破を免れた船の乗組員たちが、後に神女が立っていた場所に建てた寺院が、現在の媽閣廟です。
ポルトガル人が、はじめてマカオの地に上陸した場所も、この媽閣廟の岸でした。
ポルトガル人が、現地人に地名を聞いたところ、「媽閣」(マーコウ)と返したため、以後ポルトガル人はこの地域全体をマーコウ→「Macau」と称すようになったと言われています。
マカオという地名の発祥の地です。
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