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度重なる戦で流した血により毎夜怨霊に苦しめられていた
時の権力者北条時頼に、中村勘太郎演じる道元禅師は言う。
「怨霊の苦しみはすなわちあなたの苦しみ。この苦悩をすべて受け入れる。
そのためには己を捨てて坐禅あるのみ。煩悩を解き放ち、無になるのです。
あなたは救われたいと願いながら、何ひとつ捨てる勇気がないのだ !!」
この言葉に激昂して太刀を抜く時頼に対して道元は、
「もとより、身を捨て、心を捨てて、こちらに参っております。
・・・ご存分に。」と言い放ち、静かに坐禅に入るのであった。
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