松浦静山の「甲子夜話」を中学1年・小学6年が素読

Loading...

Sign in or sign up now!
Alert icon
Upgrade to the latest Flash Player for improved playback performance. Upgrade now or more info.
79 views
Loading...
Alert icon
Sign in or sign up now!
Alert icon

Uploaded by on Nov 13, 2011

これは面白くないビデオです。国語や社会・郷土歴史などの教育に興味がある方々に見て頂くために発表したものです。

(説明)中学校で「甲子夜話」を素読の教材として使用できるのではないかという、提案をするために子供たちに協力してもらい作りました。
 まったく練習していませんので簡単な字を読み違える事もありますが、その事よりも200年前に書かれた郷土の随筆を読みこなすことができる可能性を感じ取って頂きたかった­ため、あえて練習なしに初見で読んでもらっています。
 何度か読むことができれば完璧に読みこなすことができたのでしょうが、あえて戸惑いながらでもこれだけ読める事を証明するため録画いたしました。

 教育関係者の気持ちに届くことがあれば、これほど嬉しい事はありません。
 <幼児教育研究家> 岩田拓靖
[松浦静山の部屋] http://www10.ocn.ne.jp/~rousseau/rousseau-method-matsura-seizan.html

「甲子夜話」 26巻-8 『平戸の船幽霊』
 領土(平戸藩)の海中には船幽霊というものあり。またあるいはグゼ船ともいう。これ海上で溺死の迷い魂、妖怪をなすところと云う。その物、夜陰の海上にて往来の船を惑わす­なり。ある人舟に乗りて、城下の海の北方一里半(約6km)を出て釣りし、夜に入りて帰らんとす。時に小雨して闇黒くなるに、その北十余町(約1km)にあたりて二十四、­五反(約7,500坪)とも覚しき大船、帆を十分に揚げて走り来る。よく見れば風に逆らいて行くなり。されども帆を張ること順風に走るがごとし。また船首の方に火がありて­甚(はなはだ)盛んなり。しかれども焔(炎)なくして赤色が波を照らし、ほとんど白昼のごとし。また船中に数人ありて揺れ動きするごとくなれども、その形明瞭ならず。怪し­み見るうち、乗りたる船止まりて進まず。すなわち漕ぎ去らんとすれども動かず。また目当てとしたる島、忽然と隠れ没して無し。遂に行くべき方向を知らず。一人が云う。船幽­霊は笘(とま:茅を編んだ屋根)を焼きて舟先を照らせば立ち去るなりとて、このごとくせしに果たして四方晴れやかになり、舟は進んで初め間近かりし鎌田の横島といえるとこ­ろの瀬の先に乗りかけ、岩場に触れて破れんとす。ちなみて速やかに碇を下して危険を免れたり。これがために迷わされしこと、およそ一時(2時間)あまりにしてようゝゝ城下­に帰れり。

『舟幽霊の供養』
 また先年、城下あたり大風吹きしことあり。これにちなみて船々大小数知らず沈没し、溺死も数人なりしが、夫より夜々に舟幽霊出て、往来の船に邪魔をなし、通船すること適わ­ずとて、役所へ願い出たり。ちなみて瑞岩寺というに申し付けて、施餓鬼(せがき:霊の供養)をなさしむ。衆僧が舟にて読経し、また舟形を数百作り、これに燭(しょく:灯り­)をともし海面に浮むれば、数百の舟形潮にそって漂い、火の光が波間に映りかりしが、これよりしてその殃(災い)止まりたりと云う。この時その辺に泊せし商船も、皆燭(灯­り)を舟形にともし弔いとなしたれば、益々火の光は海上に満点したりとぞ。

  • likes, 0 dislikes

Link to this comment:

Share to:
see all

All Comments (0)

Sign In or Sign Up now to post a comment!
Loading...

Alert icon
0 / 00Unsaved Playlist Return to active list
    1. Your queue is empty. Add videos to your queue using this button:
      or sign in to load a different list.
    Loading...Loading...Saving...
    • Clear all videos from this list
    • Learn more