○大谷大学HP
http://www.otani.ac.jp/kyo_kikan/museum/nab3mq000001nu6h.html
京都市左京区の北端、滋賀県に接する久多は、古く平安時代の藤原道長の創建した法成寺領とみえてより、連綿と独自な文化を今に伝えています。なかでも8月におこなわれる花笠踊りは国の重要無形文化財に指定され、その文化の高さの一端をうかがわせます。また、花笠踊りの拠点でもある志古淵神社に保管され、現在、本館に寄託されている鎌倉時代前期の『大般若波羅蜜多経』は文化財として高い評価をうけ、昨年4月に京都市指定の文化財となりました。その後、志古淵神社に木造の五輪塔が保管されていることが新たに確認され、本館に寄託されるにいたりました。
本館では、この五輪塔の基礎調査をすすめてまいりましたが、その結果、五輪塔の遺品としてきわめて重要な意味をもつものであり、制作時期が平安時代にさかのぼる可能性の高いものであることが判明しました。
本展では、新たに志古淵神社で発見された木造五輪塔を紹介するとともに、併せて京都市指定文化財の『大般若波羅蜜多経』を展示し、久多のもつ歴史的意義や重要性を広く紹介します。
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