問2 ご家族についてお聞きします。病気療養4年目の皇太子妃雅子さまは地方への泊まりがけ公務を再開するなど活動の幅を大きく広げられました。4人のお孫さまも健やかに成長されているようです。嫁がれた黒田清子さんも幸せな結婚生活を送られているものとお聞きしています。それぞれのご様子について,陛下はどのように見守っていらっしゃいますか。具体的なエピソードを交えてお聞かせください。
天皇陛下
私は,家族が,それぞれに,幸せであってほしいと願っており,それを見守っていきたいと思っています。
今年の欧州訪問前の記者会見で,私は皇太子時代の外国訪問に触れ,「名代という立場が各国から受け入れられるように自分自身を厳しく律してきたつもりです。このような理由から,私どもは私的に外国を訪問したことは一度もありません。現在,皇太子夫妻は名代の立場で訪問することはありませんから,皇太子夫妻の立場で,本人,政府,そして国民が望ましいと考える在り方で,外国訪問を含めた交流に携わっていくことができると思います。」という話をしましたが,一部に,これを皇太子一家のオランダでの静養に対して苦言を呈したものと解釈されました。これは,私の意図したところと全く違っています。
国賓に対する昭和天皇の名代としての私どもの答訪は,私どもの二十代のときに始まり,昭和天皇,香淳皇后の欧州と米国ご訪問を除き,昭和の時代は続けられていました。名代としての答訪の場合,相手国は天皇が答訪するものと考えているところを私が訪問するわけですから,自分自身を厳しく律する必要がありました。しかしながら,平成になってからは,名代による答訪は行われなくなったので,皇太子夫妻は,様々な形で外国訪問を含む国際交流にかかわっていくことができるようになったわけです。私は,このようなことを,記者会見で述べたのであって,決して皇太子一家のオランダ静養に苦言を呈したのではありません。なお,私は去年の誕生日の記者会見で,オランダでの静養について質問を受け,医師団がそれを評価しており,皇太子夫妻もそれを喜んでいたので,良かったと思っている旨答えています。
このように私の意図と全く違ったような解釈が行われるとなると,この度の質問にこれ以上お答えしても,また私の意図と違ったように解釈される心配を払拭(ふっしょく)することができません。したがってこの質問へのこれ以上の答えは控えたく思います。
http://www.kunaicho.go.jp/kisyakaiken/kisyakaiken-h19.html
天皇陛下 きょう74歳に<12/23 8:59>
天皇陛下は23日、74歳の誕生日を迎えられた。
誕生日にあたっての記者会見で天皇陛下は、年金や社会格差の問題に触れ、「皆の協力の中で安心して生活を営むことができるよう願っています」と述べられた。また、ご家族については、「私は家族がそれぞれに幸せであってほしいと願っており、それを見守っていきたいと思っています」と述べられるにとどまった。
天皇陛下は、02年に前立腺を摘出した後、現在も引き続きホルモン治療を受けているが、毎朝、皇后さまと共に散策をしたり、休日にはテニスをしたりするなど努めて運動をされている。また、日曜日には、天皇陛下の運転で皇居内を移動することもあるという。
23日は、皇居で終日、お祝いの行事が続く予定。 日テレNEWS24
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