「ハーディングキャッツ」
2006年 ビデオ カラー作品 26分
【解説】
近年の日本のペットブームは大変なものであるが、反面、その犠牲になり、不幸な死に方をする犬・猫もたくさんいる。本作品は、そんなペットの「闇」の部分に焦点を当て、命とは?性とは?を言及した話題作である。「あなたの国ではノラ猫に餌をやるのは悪い事ですか?」イギリス・フランス・トルコ・ポーランド・オランダ・ロシア・台湾・日本協力作品。
監督:平林紫乃
編集:チャンミー・ムーン
猫の絵:伊藤朗
音楽:西村康由
協力:バタシー・ドッグズ&キャッツホーム、ロンドン芸術大学
「人間のために弱者に追いやられたペット。そして命。ダイレクトに心に響くテーマ。」(島上裕和/ライター)
「冒頭、公共施設に捨て猫の処分を問い合わせる通話が再現だったことにまず当惑しました。そして猫から死刑論へのやや強引な飛躍。常識より感性が、感性よりラディカルな意志のスタイルが突っ走った失敗作(?)。しかし、ドキュメンタリーではなく、息苦しい公益についての、「ヨーロッパ一九五一年」のようなネオリアリズム映画と見れば、凄い作品ですよ、これは。」(仁藤由美/名古屋シネマテーク)
「近所の捨て猫を助けたいという気持ちから始まり、獣医やイギリスの動物保護施設、来訪者へと広がるインタビューのボリュームにはびっくり。勢い余ってか賛成意見ばかりを集めているように感じられるのは、うがった見方でしょうか?」(永吉直之/名古屋シネマテーク)
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