新規糖尿病(Diabetes Mellitus Saitama)の原因遺伝子Dmsを遺伝的背景がJF1/Msという通称パンダマウスに導入したコンジェニック糖尿病モデルです。新生児のなかに小さい個体が混ざってます! 新生児糖尿病マウス発見の瞬間です!!
この糖尿病は常染色体性優性遺伝に従って遺伝します。原因遺伝子Dmsのホモ接合体は、正常個体に比較して小さく生まれます。授乳はしています。その証拠に左腹部の皮膚を透して胃にミルクが入っているのが判ります。しかし、急激に痩せて生後4日目までに死亡します。
尿糖は強陽性で、血糖値は200から600 mg/dlで、ケトン体も強陽性です。ちなみに同腹の正常個体の血糖値は約 60 mg/dl です。従って、ホモ接合体は新生児糖尿病の新しいモデルになると予想されます。影像右端の小さい個体が発症個体で、原因遺伝子のホモ接合体です。
また、Dms遺伝子のヘテロ接合体は、普通に生育して系統により発症時期は異なりますが、2型糖尿病に似た病態を示します。他にも重篤度、発症頻度の性差、糖尿病性腎症の有無などが、コンジェニックDMS系間で異なります。なかには、糖尿病性腎症のモデル候補も存在します。
次の動画はNCコンジェニックDMSマウスです。
http://www.youtube.com/watch?v=btk_NF7wcnc
コンジェニックDMS系は、C58BL/6, C3H/He, BALB/c, DBA/2, A/J, AKR, NC/Jic, NC/Nga, KOR1およびJF1マウス、4系統のアポE欠損高脂血症SHLマウスの総計14系統にDms遺伝子を導入して多彩な表現型を示す糖尿病モデルを作出中です。
(国内および米国特許取得済み)
http://patent.astamuse.com/ja/granted/JP/No/3996150/詳細
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