ブラックバス駆除マニュアル 1/2
宮城県伊豆沼の事例紹介
以下2008.10.08更新
よくある書き込みについてまとめ
主張1『環境悪化こそが悪い』
生態系にとって本当に悪いのはブラックバスではなく、水辺の環境破壊や水質悪化である。
検証1
論点のすり替えであるのは明白。問題とされているのは『バスの影響そのものの是非』であって、他の影響との比較ではない。仮に他の要因の方がバスの影響より大きいとしても、そのような悪化した環境の中であればなおのこと、風前の灯火状態である希少生物はバスから守らなければならない。
主張2『バスを害魚とする実証的データの不在』
バスが在来魚に悪影響を及ぼすという実証データが無い。従ってバスを悪いと決めるのは時期尚早である。
検証2
これは問題の捉え方を理解しない、間違った発想である。本来、外来生物は侵入定着後の結果を予測することが難しいうえ、不測の事態が生じた場合でも、問題となる外来生物を選択的に除去することは技術的困難を極める。従って、バスを移植するならば、実証しなければならないのは、『バスが生態系に悪影響を及ぼす』という点ではなく、『バスが生態系に悪影響を及ぼさない』という点なのである。これを実証するのは、導入する側の責任で行うのが当然であり、実証されるまでは、導入は慎むべきである。(現在、逆に、バスが生態系に悪影響を及ぼすというデータは数多く存在する)
主張3『外来生物もやがて安定する』
外来生物は一旦爆発的に増えても、やがて数が減って安定期を迎える。
検証3
激増した後に、個対数が減少して安定することは、多くの外来生物で知られている。しかし問題なのは、激増期に特定種の絶滅など、取り返しのつかない影響をもたらす可能性が高いことである。仮に安定したとしても、それでは手遅れである。
主張4『バス自体は悪くない』
バス自体は悪くない。悪いのはバスを入れた人間である。駆除されるブラックバスの気持ちは考えたことがあるのか?
検証4
確かに悪いのは、バスでははなく、バスを勝手に放流した人間である。この主張は動物愛護や生命の尊重という意味で極めて重要な考えである。しかしながら、この主張が万能でないのは、病原生物や害虫の駆除のことを考えると容易に理解できる。バス駆除の場合も、これが意味も無い虐待行為ではない、という点に注目しなければならない。もともと生息している生物、あるいは存在している生態系(生物多様性)への影響をできるかぎり軽減するためにバスの駆除は行われる。「バスがかわいそう」という気持ちを抱くことは、きわめて自然なことであるが、それならば、「本来いなかったバスがいることで、それによって喰われている魚たちの気持ち」はどうなるのだろうか。
主張5『輪廻転生しますよ』
僕は部外者で2度と来ないけど
返す言葉は屁理屈ばかり
「輪廻転生」ですよ。後悔しますよ。
「輪廻転生」→死んだものが生き返って何らかの形になって現世に 戻ってくる
殺したら仕返しがくるってことよ
検証5
意味不明であるが、気に入っている説である。
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