<日米経済はデカップリングする3 結論>
日本経済の暗い部分だけを報道する昨今のマスメディアは、経済統計に顕れて始めている日本経済のシフト・チェンジを見ていない。鈴木淑夫氏は、70年代から80年代に、日本経済が、米国市場の景気後退により、一度デカップリングした時のように、輸出企業も円高に伴う交易条件の好転という状況の変化を生かし米国やEU諸国より早く立ち直ると語る。考え方を少し変えれば、現在の日本経済は、消費社会米国に頼り切るような体質から脱皮するチャンス。まさに「デカップリング」のタイミングか。鍵は新興国・中東諸国・アジア諸国との結びつきだ。今後世界経済の中心になるであろうアジアに位置する日本の地勢的条件も、日本経済にはある。(佐藤弘弥記)
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