最後の祖国 MUZIKA KIOSK (09年5月)

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Uploaded by on May 18, 2009

最後の祖国 
 〈チェチェンと連帯する音楽の夕べ 2009年5月16日セシオン杉並 第一音楽室〉

あの人を置いてきた 爆発と銃声の街に
ここでは温かな風が吹いて
小さな兄弟は 何も知らずに笑ってる
僕はあの子をあやしてる

検問ではいつも 僕の失くした目をさして
「お前はテロリスト」 言われたけど
子どもだった日 ヤツラ(敵兵)の餌食になっただけさ

祖国においてきた 体も 目も 足も
燃える火の中に消えてしまった
消すことのできない燃える心を 僕はおいてきた


大学を飛び出し 戦いに明け暮れた
山の中 汗と泥にまみれて
空爆の雨は どこにいたって降り続く

雄叫びをあげ かまえた機関銃
気が付けば 俺のほうこそ撃たれていた
今はおだやかな暮らしを得たけど
永遠じゃない 戻らなければならない ならないのさ

祖国においてきた  体も 目も 足も
燃える火の中に消えてしまった
消すことのできない燃える心を 僕はおいてきた

生きるか 死ぬか  独立か 死か
二つに一つしかない
かりそめの平和のあとでまた チェチェンに戻る
最後の場所はそこだけ
緑の祖国 ここだけ

緑の祖国 ここだけ




作詞メモ/山口が2003年にアゼルバイジャンのチェチェン難民を取材した経験がベースになっています。

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