中国・マカオの朱邦復工作室製作(http://www.cbflabs.com)。原作 は陶淵明の桃花源記(とうかげんき)、中国の伝奇的散文です。内容は道に迷った武陵の漁夫が、桃林の奥に秦の乱を避けた者の子孫が世の変遷も知らずに平和に暮らしている仙境を見いだしたという話。老子の小国寡民(かみん)のユートピア思想を描く。
朱邦復氏は、頭の中は奇抜な発想が一杯つまっていて、その行動様式も常人とはちょっと違っている。コンピュータ天才と呼ばれ、20年余り前に独創的な中国語入力法「蒼頡法」を発明して、多くの中国語コンピュータのユーザーの役に立ってきた。その後も苦労を重ねながら、コンピュータの中国語化に努力している。最先端のコンピュータ研究に従事していながら、志は伝統的な中華文化の継承にあるという。 今では70歳になった朱邦復は、中国語の情報化を自身の生涯の使命としているが、西洋化したハイテクの流れの中で、その路は孤独である。千万人といえどもわれ行かんの気概を持つ彼は、外界の毀誉褒貶を目に入れず、一貫して自身の信ずる革新を進めようとしているのである。今は、中国のマカオを隠居し、アニメ自動製作システムを開発して、中華文化の経史子集作品を大量に映像化する目標を目指す。
Link to this comment:
All Comments (0)