モノクローム
慣れただけの痛みで
深みにはまるだけと笑い
掠れただけで、声は
聞こえるはずもなかった
例え、手を取り合えても
誰も救われやしない
それでも束の間の忘却が
途絶えた後は
また心に潜めて
涙が見えない跡を伝って
誰も好きで泣いてはいない
求めるだけ
後戻りを気にするばかり
たかが終わったこと
されど続いていくこと
埋もれながらもがくのは
望みと諦めを抱き目を閉じて
汚れても尚、光が
降り注ぐのはなぜ
過ち、風に時を看取って
何も変わりはしない
それから絡みつく運命を
踊り続ける先に
もう灯(とも)りなど無視して
夢が消えない過去を奪って
誰も好きで眠れないんじゃない
裏切るように
頼りを押し退けるばかり
待てど暮らせどまだ
宛ても行方もまた
これでも相成れない孤独を
喰い込む影を
どれほど胸に閉じ込めた・・・?
愛の知れない身も心も削って
誰が憎くくて壊れゆくわけじゃない
憧れるだけ
飾りになり果てるだけ
そして生まれていくもの
そうして消えていくもの
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