天然わさびを求めて、新温泉町湯村温泉朝野家の佐藤調理長と村岡区熊波渓谷に行って来ました。
わさびは、冷涼な気候を好み全国各地の谷間に自生したり、渓流に造成されたわさび田で栽培されています。水がきれいで水温が年間を通して13~16℃であり、水の量や流れの強弱が一定など、気候、水温、日照条件の環境を選ぶ作物です。
わさび採取の一行が向かう熊波渓谷は、上流に向かうにつれ道は草木に覆われ、人を寄せ付けないほど。しかし、熊波川上流部は渓流と言うわりには比較的穏やかな流れです。清らかな水が辺りをひんやりとした空気に包みます。
一行は川を登り、草木をかき分け道なき道をどんどん進みます。足下を注意深く探していきますが、なかなかわさびにはありつけません。容赦ない険しい道を歩き続ける事1時間半。もう無理かな...と諦めかけたその時、
「あったぁ!!」
佐藤調理長の声が渓谷にこだまします。
「たぶん、これがわさび」といいながら根元から丁寧に抜くと、申し分ない大きさのわさびが顔を出しました。その近辺には自生するわさびが群落しており、念願の天然わさびを数本ゲットできました。天然わさびは養殖と比べて葉にツヤがあり、ツンとした独特の風味が強く上品な香りが漂います。
わさびは料理の脇役だけど、ないと物足りない。ひと味もふた味も食を楽しませてくれます。苦労して採ったわさびはまた格別ですね。
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