佐藤琢磨=F1・鈴鹿=ブレーキング・ドリフト

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Uploaded by on Sep 22, 2010

これは結果オーライのミス!・・グリップ走法のF1では珍しいドリフトに感動!

擬音で表現すれば・・
グググ・ギュン、バババ・ヴァ〜〜ン!

強烈なグリップ・ブレーキから、瞬時にフルカウンターのドリフト制動に変化させてタックインさせる技・・

突っ込み過ぎのオーバーランを回避する為に、車体の旋回を優先させてインを死守したのです

これぞ究極の、ファーストIN・ファーストOUTのコーナリング・テクニック・・三角ターン!

by けんシロ

───────────
◆[追記2011/08/03〜19]
映像のテーマが唐突過ぎたので基本的な追加解説を‥

先ず、競争用車両でカーブを曲がるコツは、立ち上がり重視の‥スローIN・ファーストOUTがセオリーです

カーブへの進入がスローINなのは、ブレーキングで挙動を乱すと、立ち上がり加速に影響するからです

ファーストINはハードブレーキを伴い、とてもリスキーです!‥例えれば、一般道でのパニックブレーキを想像して頂くと理解し易い

ブレる車体は、真っ直ぐにコントロールしなければ成らないし、不用意にブレーキ踏力を抜けば、荷重移動の反動で前輪がホップアップしてしまいます!‥結局は、適正なコーナ­リング速度に達しても、ブレーキ踏力が抜けずに大回りする

また、ハードブレーキを引き摺ったまま、綺麗な弧を描こうとしても、荷重が抜けた後輪は遠心力に負け、この選択も走行ラインを外す

これらのミスはオーバーテイクで良く見掛けますが、オーバーランはタイムロスだけで無く、市街地コースならガードレールにヒットするなどの重大なミスを招きます

この八方塞がりな‥突っ込み過ぎの危機を、重大な二次的ミスに発展させない為には、どの様に切り抜けたら良いのでしょう?

琢磨選手が意図したかどうかは別として、今回の映像がその答です

ブレーキングが足りず、適正速度までの減速が見込めない場合、‥ここは思い切って、強めにINへ切り込めば良いのです!‥足りないブレーキは、横に押し出した後輪が補って­くれます!‥これがドリフト制動です

グリップ走法のセオリーに従って、真っ直ぐのハードブレーキで間に合うのか?‥覚悟を決めて車体を旋回させるべきなのか?‥その二者択一は、早めに判断しなければ手遅れで­す

この、ドリフト制動のパターンには2通りあります

今回の映像の様な、タイヤ接地面を滑らせた、ド派手なフルカウンターのドリフトは、ごく稀な例です!‥これは、車が止まらない曲がらない時代だった頃に流行った技!‥今で­は死語と成った幻の三角ターンに‥似ている

普通なら見た目には分かり難いが、タイヤ側面のタワミを利用した、接地面の踏ん張りが効く、ゼロカウンター気味のドリフトに留めるのがベストです

但しこの2通りの違いは、飛び込み速度が速いか遅いか、ブレーキが強いか弱いかに依るもので、アプローチの操作・ライン取りのイメージは同じです

フェイントの切り込みで、ドリフト体勢への荷重移動に成功すれば、目線の先にはラインが見える!‥後はズバッと!‥そのライン上に後輪を飛び込ませれば、制動力と旋回力を­得て勝手に曲がってくれます

このテールスライドは、見た目ほど深刻な問題ではない!‥それはスライドが横滑りでは無く、進行方向に攻め込んだ縦滑りだからです

勿論、それ成りに、絶妙なタイミング・ブレーキ操作・的確なカウンターステアなど、高度な技術を必要としますが‥

ピーキーなF1マシンを操り、最悪の危機を回避した、佐藤琢磨選手の切れ味鋭い走りは、スゴいです!

こんな走りは他に例を見ないし、常識の先入観を持った観衆には、疑心暗鬼に映るのも当然でしょう‥

しかし、この最終区間だけを見ても、この時点のベストタイムが映像内で確認出来ます!

この事実からも、危機回避の操作としての正当性が証明されます

因みに、前輪でコントロールされた、飛び込みのテールスライドは、アクセルをアオれば、後輪に荷重が移動して、グリップを取り戻します(通称:セナ足)

‥以上!

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Autos & Vehicles

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Top Comments

  • この動画を見て思い出すのが、シドニー五輪男子柔道で見せた、篠­原の内股透かしだな

    悔しい銀メダルだったけど、彼の内股透かしは独特で、審判が知ら­ないのも無理はなかった

    技だと信じたのは、テレビ解説を聞いていた日本人くらいだ

    技を知らない全世界の人から、内股を上手く避けて1本取られなか­ったナイス・リカバリーってか?

  • 琢磨、戻って来てくれ~!!!!!

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All Comments (109)

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  • かっこいいー

  • 鳥肌たった

  • ブレーキング→ロックしてリアが出る→カウンター当てて踏ん張る

    

  • たぶん、ミスのように見えますが、しっかり立て直してくるのはさ­すがですよね!

    ミスした分の距離をドリフトさせて縁石まで伸ばしてますしね!

    

  • 現地で見てましたよ。

    ドリフとの瞬間、場内は落胆のようなどよめき。

    しかしその後フィニッシュライン通過で暫定1位が表示されると地­響きのような歓声。

  • I always ask myself one question - Japan racing technology is one of the highest in the world for today, and japanese riders (moto) and drivers (auto) are talented and brave... where is results?! Look at F1 of the late 80th - McLaren Honda was unbeatable and Lotus Honda was strong too. Sadly situation we can see in moto racing - no japanese riders in WSBK and WSS.

  • アスラーダ

  • この頃のエグゾーストノートは今のエンジンより高音ですね

  • コーナーに突っ込みすぎてスピンギリギリのブレーキでも

    スピードが落ちず、そこで素早い判断でドリフト状態に持ち込んだ­ということ?

    たぶんフォーミュラカーは軽くクイックな挙動でブレーキで不安定­な中、

    意図的にドリフトさせるにも相当なテクニックがいるのではないか­と推測しています。

    

  • 鳥肌立った!!

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