先日試験的にアップロードしたネタを、動画ソフト使って説明風に仕立ててみました。操作ダイアログがチラ見えたり、ゆるい動画ですが半分テストなのでご容赦のほど。
ここでのストーリーは、海ほたるへ走行中の道路に、赤いポールを配置する工事シミュレーション、みたいなものです。
このワークフローを体得すれば、製品なり建築なりのデザインを現実映像と違和感なく合成し、完成後の予測がずっと正確さと説得力をもつこと請け合いです。
これがデザイナーの手で簡単にできないか、というところ感触を試したんですが、以外に簡単というのはまさにこのことかもしれません。
マッチムーバーはオート機能があるので手間無しです。オート言ってもこの動画のように地の果てが見えるムチャ映像も、けっこう正確に撮れています。英語だからといって使わないのはもったいないです。プロフェッショナルツールですが、オートでやれば押すボタンは5つもないんではないかと。印象としてそんな感じです。
手順の概要:
MatchMoverでトラックした結果は、Mayaのシーンファイルとして読み込めます。
Mayaカメラのバックプレーンに撮影映像のシーケンスが再生できます。
映像から逆算した背景の3次元測定結果が点群となってMayaの3D空間上に現れます。そしてその中をカメラが撮影時の動きを再現しています。
この点群に合わせて背景モデルやキャラクターを配置することで、実写撮影映像と3DCGをマッチムーブすることができます。
合成後の簡易レンダリングはMaya付属の高度レンダラーMentalRayのIBLで、同じ動画のコマ画像を光源にしてCGセットアップの手間を省き、計算を速めるために質を極端に落としています。プレビューなのでこんな感じでいいでしょう。楽で速くて質もそこそこなら言うこと無しです。
CG部分だけを保存すれば、CompositeやAfterEffectなどの動画合成ソフトで不要な部分をマスクし、仕上げることができます。
3ds maxにもMatchMover,MentalRay,Compositeは付属しており、Mayaと同じくこのワークフローを行うことができます。
今回はここまで。実写合成は楽しいです。
映像ソースは同じ部署の映像スタッフからいただきましたが、自分もムービーカメラ欲しくなってきました・・・
次回やるとせば、やはりMaya maxに付属するCraft Animationを使い、Autodesk Aliasの精巧な自動車CADモデルをこの道路で走らせることです。(Showcaseにも入ってるあの自動車ですが)
製造デザインのツールAliasはMaya,maxにそのままデザイン作品を入れる事ができ、CGへ渡す環境はここ数年ぐっとよくなってます。
わりとポピュラーなRhinocerosのモデルも取り込みし、同じように合成できます。
・・・以上ですが、
こういう情報を日本語で動画で上げて、サービスの向上としていけたらいいかも、と思ってやってみましたが、どうでしょうね。
建築、製造、CGいろんなツール触りますが、最初はめんどくさいイメージですが、たくさん触ると共通の要素が見えてきて、かえって楽になることが多いです。これは外国の言語をたくさんしゃべる人がいるように、世の中そういうポイントが結構多いんでないかと思います。
そんな感じで、
たくさんの良い道具を安く手に入れてデザイナー個人の目的の為だけの使い方で楽にこなし、入札コンペで勝つプレゼンのパワーをつける、そういうポイントを今後もご紹介挙げていきたいと思います。
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