茨城県行方市の若海貝塚で1998年に推定身長170センチの縄文時代中期の人骨が見つかった例があるが、これを超える可能性もあるという。
2011 年 07 月 07 日 14:38 現在
170センチ超える縄文人の骨見つかる
富山市の小竹貝塚で見つかった縄文人の骨の中に、身長が170センチを超えると見られる骨が含まれていることが分かりました。
縄文人の骨としてはこれまでで最も身長が高い可能性があります。
富山市呉羽町北の小竹貝塚では、これまでに、縄文時代前期の遺跡としては最も多い、71体の人骨が見つかりました。
人骨は自然乾燥され、今月からは、県文化振興財団で骨に付いた泥などを取り除くクリーニング作業が始まっています。
この作業の中で、身長が当時としては極めて高い、170センチを超えると見られる人骨が見つかりました。
この人骨は、骨の形状などから20台前半の男性とみられています。
7日、作業に立ち会っていた国立科学博物館の坂上和弘研究員は「これまでの調査では縄文時代は低身長の人が多いが、その中でこれだけ高身長の人は極めて稀だ」と話していました。
これらの人骨は、10月までにクリーニング作業を終え、東京の国立科学博物館でDNAを分析するなどして家族関係や日本人のルーツなどを解明することにしています。
http://www2.knb.ne.jp/news/20110707_28736.htm#
富山市呉羽町北の小竹(おだけ)貝塚で、縄文時代としては過去最大級の身長170センチ超と推測される男性人骨が見つかったことを、県文化振興財団と国立科学博物館(東京)が7日、明らかにした。上腕骨などの大きさから判断した。
これまでの発見では、縄文人男性の平均身長は150センチ台後半。
同貝塚には、ほかにも大きな骨が多いとみられ、同財団と同博物館は、まだ謎が多い縄文人の姿を知るうえで貴重な
史料になるとみて全容解明を進める。
同博物館人類研究部によると、男性人骨は、昨年見つかった縄文時代前期(約6000~5500年前)の人骨群の一つで、骨の状態などから20歳代とみられる。
茨城県行方市の若海貝塚で1998年に推定身長170センチの縄文時代中期の人骨が見つかった例があるが、これを超える可能性もあるという。
人骨は10月以降、人類研究部が移転する予定の同県つくば市に運ばれ、復元作業が進められる。
骨からはDNA分析のためのサンプルもすでに採取され、分析が進められている。
小竹貝塚では昨年9月までの発掘調査で、縄文時代前期では国内最多の計71体の人骨が出土。
この時期の人骨が良好な保存状態で多く見つかることは珍しい。
今月6日から、同博物館の専門家が同財団の埋蔵文化財調査事務所(富山市)を訪れ、人骨から土をブラシで除去するなどの洗浄作業に取り組んでいた。
同博物館の坂上和弘研究員は「これほど大きいとは驚きだ。縄文人がどういう集団だったのか知る手がかりになり、
日本人の起源論に一石を投じるのは間違いない」としている。
(2011年7月8日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20110708-OYT8T00009.htm
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