5d mark IIで撮影いたしました。笠懸は、日本書紀にも登場する日本古来の弓馬術で、疾走する馬上から的をねらうものです。古くは5世紀から、特に平安時代には流鏑馬(やぶさめ)、犬追物(いぬおうもの)と並び騎射の三物として行われてきました。当時の騎馬武者は、皆頑丈な大鎧に身を包み、簡単に致命傷を与えることが困難であったことから、鎧武者の急所である内兜(顔面)を狙い、敵将が顔を上げたり振り返ったところを一矢にて的を仕留める技術を修練するための武技として重視されたようです。実際、平将門、木曾義仲らは顔面に矢を受け陣没しています。武技としてのほか、神事としても奉納され、上賀茂神社でも平成16年、800年ぶりにこの笠懸神事が境内の芝生で行われ、勇壮な神事に大勢の参拝者を魅了しました。関西地区で行われるのは上賀茂神社だけで、しかも神社奉納として行われるのは全国でも上賀茂神社だけです。笠懸神事は、笠懸としては珍しく女性の射手が騎乗します。平成21年10月18日に行われた笠懸神事の様子を動画に撮影いたしましたので、ご報告いたします。(上賀茂神社のウェブサイトおよび笠懸神事のパンフレットより引用・改変させていただきました)
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