史上初の同タイムでのアンカー結着
仙台育英の橋本隆光、佐久長聖の堂本尚史が競技場にはいってきたとき、スタンドからわきあがる歓声がとっと冬空に大きく弾けた。
42㎞におよぶ死闘にもかかわらず、勝負のゆくえはいまだまったく見えなかったのである。明暗を分けるトラック勝負をまえにして、2人の想いはひとつ、「ゼッタイに負けれれない」ということに尽きただろう。
58回を数える大会史上をかえりみて、トラック勝負になった例はないわけではない。たとえば第40回の記念大会で、報徳学園、西脇工という同一県同士が優勝を争ったケースが強く印象に残っている。トラック周回中にひとたび西脇工の結城が前に出たが、報徳学園の村松が第1コーナーで差し返し、最後の直線で村松が追いすがる結城を突き放した。
女子でも第11回大会で筑紫女学園と須磨学園がトラック勝負となり、筑紫女学園が1秒差で先んじている。
だが。今回はいつにもまして熾烈だった。仙台育英の橋本と佐久長聖の堂本はタスキを受け取った直後から、びっしりと併走、時には躰をぶつけあうようにしのぎを削ってきたのである。
タイムなしでタスキを受けたふたり、積極的に攻めたのは初優勝をねらう佐久長聖の堂本だった。1㎞=2分46の入りで前に出て引っ張った。だが、仙台育英の橋本もゆずらない。息づまるようなガチンコ勝負をくりひろげたのである。
最終区のアンカー勝負で最初から最後まで両者ゆずらず、同タイムの1着、2着という結着は初めてのケースである。
勝った仙台育英の橋本隆光、勝ちたいという執念が勝ったというべきか。大声援のトラック勝負のゆくえは第4コーナーを回ってホームストレッチの直線勝負になると思いきや、意外にも第2コーナーで動いたのである。
トラックにはいってきておよそ100~150mあたり、仙台育英の橋本の躰がするするとが前に出たのである。まさか、そこで仕掛けるとは思わなかったのか。一瞬の虚をつかれたにちがいない堂本、懸命に追いはじめるが胸ひとつの差はつまらない。
追いすがる堂本を振りきって、橋本は歓喜のゴールにとびこむのである。橋本にしてみればゴールがこれほどまで遠いとは思わなかっただろう。
それにしても。勝負どころをみのがさなかった橋本の判断はみごとであった。
堂本さんはまた、日大キャプテンとして箱根に出れなかったですね
本当につらい思いをしていると思います。
学連選抜で頑張ってほしいですね
marines4131yt 4 months ago
橋本は城西。堂本は日大。
両者ともに今年大学4年生。チームの主力として頑張ってほしいですね。
OBLUST 7 months ago
堂本さんつらい思いしすぎ…。
pspuser0101 1 year ago
橋本は城西だっけか?
mochio04 1 year ago
1km2分46秒!? 1500m4分20秒切るくらいのペースですよね?
恐ろしい
killer875732 1 year ago