都市部でその数を急速に増しているムクドリ。
ハトよりも一回り小さく、足とくちばしがオレンジがかった黄色で、よく目立つ。日本全域に生息し、ヘビなどの外敵を避けるために、好んで人家の近くに営巣することもあり、季節を問わず、普通に観察できる鳥である。
ムクドリの主食はミミズや、土の中にいる虫であり、かつては農作物に付く害虫を捕る益鳥されてきた。
しかし、繁殖期以外は集団でねぐらを作ることから、鳴き声による騒音、そして糞による被害が問題になっている。
集団でねぐらを作るのは、ムクドリ科の鳥全般に見られる習性と言える。この鳥は、中国大陸南部を中心に生息するハッカチョウという鳥であるが、近年、西日本の都心部で繁殖し、ムクドリ同様、鳴き声と糞による被害が問題になっている。
近くにねぐらを作られると、迷惑この上ない鳥ではあるが、こういった鳥の集団の挙動を詳しく観察できると言う点では貴重と言えるかも知れない。
ムクドリやハッカチョウは、ねぐらで休む場所が個体ごとに決まっている。そして、ねぐらの近くや群れになって飛ぶ時は、自分の周囲にいる鳥たちと行動を合わせるという習性がある。
この習性は、天敵であるワシタカ類に襲われた時、集団で回避する時に大きな力となる。
一羽のムクドリが敵を察知して飛行方向を変えると、回りの鳥たちも同じように回避し、空間での互いの位置関係を保ち、全体で一つの生き物のように振る舞うのだ。
この動きは、互いの距離を保つ、飛ぶスピードと方向を合わせる、集団を維持するという三つのルールでシミュレーション可能とされている。
近年、このシミュレーションなどの解析により、ムクドリはどうやら、周囲の7羽と行動を揃えているらしいことが判ってきた。
多い時には一万を超えるムクドリの群れが、全体で一つの生き物のように振る舞うメカニズムは、自動車の自動運転システムや物流システムなどへの応用が期待されている。
しかし、同時に七つの動きを情報処理するのは、現代のコンピュータシステムでも極めて難しい。相手の動きを見て行動を調整するだけでなく、ムクドリは何らかのセンサを使って、調和のとれた動きを実現しているらしいのだが、それが何かは全く判っていない。
人間には、これほどまでに自然を計るセンサは無い。
しかし人類には、分析力という種を超えた力がある。
その分析力で自然を計り、多様で美しい地球の姿を
守ること、それが人類に与えられた使命といえるだろう。
ハイテクの一歩先にいつも堀場製作所
う~ん、確かに人間からしたら騒音や糞は迷惑だけど、ムクドリだって住む場所がそこなんだから仕方ないでしょう。
人間は自然と共生出来ないと思う。結局みんな自己満足して終わり。日本人だって自然の恵みに感謝して自然と共生してきたのに、海外の文化が入ってきて、そんな文化や思想はなくなってしまった。
NATTCOB 8 months ago