PART13↓
http://www.youtube.com/watch?v=GB7fosAv3t8
8月20日、早朝。ソ連軍艦接近の報告が入ると、
高石班長は郵便局長・上田豊蔵に緊急連絡したのを始め、局幹部に緊急連絡を行った。
緊急連絡を受けた電話主事・菅原寅次郎は電話交換手・志賀晴代に出勤を求め、
電話交換手は12名となった。
非常事態に際し局員たちは郵便局へと向かったが、
ソ連軍の攻撃は激しく、民間人に対しても見境のない攻撃が加えられた。
電信受付の折笠雅子は郵便局へ向かう途中射殺され、
避難した防空壕に手榴弾を投げ込まれて爆死した局員などもいた。
上野班の交換手だった藤本照子も
「決死隊の一員として、空襲の時はすぐ郵便局へ行くことになっていたのですが、
ソ連兵がどんどん上陸し始め、実弾が飛びかい、とても無理でした」と語っている。
上田局長も郵便局へと向かったが、
栄町二、三丁目の十字街で避難民が背後から撃たれて山膚を転げ落ちるのを目の当たりにした。
十字街には局長の他5,6人が釘付けされていたが、
そのうち真岡署木村巡査部長が弾丸の中を駆け出し、局長の目の前で撃たれて倒れた。
局長と由田与三吉は、巡査部長を家の陰に引きずり込もうとして路上に飛び出し、
局長は左手に貫通銃創、由田は右足に盲管銃創を負った。
局長は由田らと図り、若い男に棒の先に白布を縛り付けさせ、ソ連兵の目に触れるように振らせた。
これにより、局長らは助かったものの、直ちに海岸の倉庫に連行された。
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