映画 『都会の夢(英題:Dream of the city)』 2008年/DV/85min.
公式HP http://tokainoyume.web.fc2.com/
家出娘とネットカフェ男の物語を軸に、
すれ違う不器用な人々を描いた群像劇。
第4回CO2上映展の企画制作部門の一本として助成金を元に制作し、
見事シネアスト優秀賞&CO2男優賞(チョップリン小林幸太郎)を受賞。
2009年にドイツの映画祭Asian Hot Shots Berlinやハンブルク日本映画祭にて招待上映され、
同年、大阪の映画館シネ・ヌーヴォにてレイトショー公開される。
<出演>
重実百合
小林幸太郎(チョップリン)
小林政善
山脇唯(ヨーロッパ企画)
DJ.KOJI
西野恭之介(チョップリン)
<監督・脚本>
高木駿一
* * *
「いつかどこかで見たものではない。オリジナルで気持ち悪くて、悪夢のような作品。」
いまおかしんじ(映画監督)
「ヘルダーリン以来、いったい何人の詩人が、芸術家が、真の故郷への不可能な「帰郷」を繰り返してきただろう。
『都会の夢』は、そのタイトルからして、この普遍的なテーマ――近代人の「故郷喪失」へ――と臆せずに連なろうとする。
少女にも母にも見える「クシマルミ」は、ネカフェ難民やブルジョアの家族崩壊者たちの求める純粋性だ。
そして、彼らが見たい「都会の夢」をスクリーンのように映し出す。
身分保証ももたず、幽霊のような白肌の彼女は、本当はただ都会を漂う幻影だったのかもしれない。
ならば、それは、まるで映画そのものではないか。
だが、最後に、映画の夢はきっぱりと破り捨てられる。
長編デビュー作というこの若き監督の、この上なく困難な出発。」
中島一夫(文芸批評家)
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