2010年、ひとつの巨星がまた世を去りました。歌手の石井好子。
石井好子はシャンソン歌手として知られていましたが、歌手としてのスタートは何とジャズ歌手でした。もともとドイツ歌曲が好きで音楽学校へ進み、クラシックの道へ進みたかった石井でしたが、戦争でままならなくなり、戦後は父が公職追放となり、また当時の夫がジャズバンドを結成するなどしたため、生活のためジャズ歌手へとなったのでした。しかしジャズのリズムは声楽出身の石井には難しく、納得し難い日々が続きます。やがてバンドも解散、酒浸りとなった夫とも離婚するなど波瀾万丈の末に出会ったのがシャンソンでした。
もっとも、石井にとって、この時代の経験は辛くも楽しい日々であり、そこで培った人脈は後々まで生きていました。
ここではそんなジャズ歌手時代の持ち歌の中から1曲。
日向好子というのは当時の石井好子の名前です。
Link to this comment:
All Comments (0)