年間を通じて、およそ17度に保たれている地中の熱を利用した建物が増えています。地下の温度は年間を通じておよそ17度と一定に保たれています。
そんな地中の熱を利用して、エアコンいらずという建物が増えています。
地下の温度は年間を通じておよそ17度と一定に保たれています。
そんな地中の熱を利用して、エアコンいらずという建物が増えています。
2009年4月、千葉・野田市に誕生したキッズプラザアスク七光台保育園は、地中熱でエアコンいらず。
蒸し暑い日でも、中に入ると、冷房がついていないというのが信じられないぐらい、ひんやりと心地よい。
この保育園は、子どもたちのことを考えたこだわりの方法で地中熱を利用しているという。
設計者で工学院大学の中村 勉教授は、その秘密について「(そばに)森がある、ここの森が大事なんです。ここから森の空気を取り入れて中に送り込む」と語った。
地中の温度は、1年中変わらずおよそ17度。
地下100メートルまで埋められたパイプに水を循環させて、これからの暑い季節、森から取り入れた新鮮な空気を冷やし、室内に送り込む。
外から取り入れられた空気は、床下を通って、通風口からだけではなく、実は壁の間のスリットからも出ている。
工事費用は一般的な冷暖房に比べ600万円ほど多くかかったが、CO2(二酸化炭素、2は下付き数字)排出量はおよそ24%削減、消費電力量はおよそ29%減らすことができる。
さらに新鮮な空気を取り込み、空気の滞留を防ぐことで感染症対策にも効果がある。
保護者は「上の子がアトピーとかぜんそくがあるんで、ここならちゃんと対応してくれるかなと思って」と語った。
地中熱は、地球に優しいクリーンエネルギーとして、ここ数年、日本でも急速に利用が広まっている。
その勢いは個人住宅にもおよんでいる。
東京・日野市の工務店「マイホームパートナー」では、建築業界は不況といわれているにもかかわらず、壁には建築予定がびっしり。
15軒中、赤い印がついた9軒が地中熱を採用する予定。
マイホームパートナーの林 守途社長は「今期は4月から6月までで、2008年の業績とほぼ同じくらいいってます」と語った。
この日、工務店が手がけた新しい住宅が家主に引き渡された。
保育園の仕組みとは異なり、熱を空気に直接伝える工法で、地下の深さはわずか5メートル。
冬の冷たい空気は暖められ、夏の暑い空気はクールダウンされ、室内に送り込まれる。
また床下には、畜熱をするための石が敷き詰められ、床の冷暖房にもなっている。
こちらも一般的なエアコンに比べ、100万円ほど高いものの、家主は「それなりにお金はかかりますけども、自然エネルギーの1つかなという気がしたので採用しました」と語った。
地球に、そして人に優しい地中熱のさらなる利用拡大に期待が集まっている。
森だけじゃない。地熱や河川の温度変化も利用できますよ。問題はイニシャルとランニングコスト。
hanamarudaifuku 2 years ago