今回日蝕を見た場所は中国浙江省桐郷市郊外の烏鎮で上海から110kmほど南西に位置し、高速で約1時間半ぐらい走った所にあります
烏鎮は500年前の町がそのまま残る観光村で有名な所です
観測場所は付近の有料公園が舞台です
ロケーションはゴルフ場のイメージで、池あり、林あり、小高い丘ありで芝がメインです。
日本人600名+ドイツ人数十名の貸し切り公園で治安も良く観測にはうってつけの所でした。
当日の朝は各自思い思いに観測、写真撮影場所を決めて陣取りましたが、前日までの暑い晴天とは打って変わり、朝から雨と厚い雲、皆既1時間ほど前になって再び突然の雨、根性の無い私たちの多くは(90%)は近所の屋根のある場所に避難です
曇ってはいるものの、空は刻々と暗くなって行きます
ほとんどあきらめていましたが皆既(第2接触)十数分前になって一条の光が・・・・
薄雲を通して99%欠けた太陽が見えるではありませんか
大急ぎで機材を持ち出しセット・・・・時間がない
本来なら事前に用意周到に計画を立て3セット用意したカメラの内2セットまで設置したところで第2接触のダイヤモンドリングが始まるカウントダウン開始・・・そのまま皆既に突入、もう日蝕グラスは必要ありません肉眼で見ることができます
あちこちから嬌声が飛び交い、皆既中その声が途切れることがありません
皆既中の6分間は無我夢中でデジタルカメラのリモートスイッチを押したり、双眼鏡を覗いたり、肉眼で眺めたりあっという間の6分間は終りに近づく、再び姿を現す数秒前には太陽の頂部付近がピンク色に輝きダイヤモンドリングが現れると同時に皆既は終了です。
今度は見えた喜びがいっぱいでした。
まだ空が99%以上欠けているというのに太陽を日蝕グラスをかざして見上げる人は居ません、互いに喜び合うばかりです。
私は数分後に空を見上げましたが、最早太陽は厚い雲に包まれ、どこにあるのか判らない状態でした。
今回の皆既日蝕は雲間ではありましたが直前になって世紀のショウが見えたのは奇跡としか言いようがありませんでした。
初めからの目的である筋状のコロナ、シャドウバンドや地上付近の夕焼け状態の撮影は全滅でしたがほぼ満足しています
午後には早くも撤収し一路上海へ・・・バスは豪雨の高速道路へ
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