http://www.909.co.jp/rare_ant/79938_16550/
「実用性と希少性、歴史的価値を兼ね備えた"ネオ・ヴィンテージ"モデル」
70年代以降、時計業界はクォーツショックの影響で合理主義による量産体制、更なる精度・耐久性が求められ、機械式からクォーツへと大きな変遷を余儀なくされました。
80年代、高級機械式時計も例外ではなく、70年代以前のヴィンテージモデルから現行モデルへ移行する過程で試行錯誤を繰り返し、変わり種が多い変遷時期を迎えます。
この時期に生産された時計は、通称"ネオ・ヴィンテージ"と呼ばれています。
ロレックスは、リファレンスが4桁から5桁になったモデル(主に80年代)がこれに当たります。ムーブメントがハイビートに、風防がプラスチックからサファイアクリスタルに、文字盤を鏡面にする等の進化を遂げました。
その初期ラインの一つとして注目されるのが1980年代に登場したエクスプローラー IIの第2世代モデルRef.16550です。生産期間が短く、初代モデルの3分の1にも満たない僅か4~5年。初代モデルに比べ洗練されたデザインの文字盤バリエーションは3種類あり、黒・白・アイボリー。周知の通り現行モデルのカラーバリエーションは黒と白のみ。これを踏まえると、アイボリーは必然的に注目される宿命のモデルであったのでしょう。
Ref.16550は短命モデルであった影響もあり、当時の資料は少なく、アイボリー文字盤は白が経年変化した説等、様々あります。大きな変遷における試行錯誤の状況下で生まれた、言わば偶然の産物である可能性もあります。その理由は、黒や白に比べ"視認性が劣る"という本来のエクスプローラーのコンセプトから外れていることや以後アイボリーをロレックスが使用しなくなったこと、また、数少ない当時の資料はアイボリー色をそれほど強調していないこと。これらを踏まえると、結果として塗料の配合の問題が理由で想定外の色になった可能性が高いのではないでしょうか。
他メーカーではアイボリー配色のスポーツモデルはあまり存在しません。この色を文字盤として使用するのは非常に難しいと推測できるだけに、Ref.16550アイボリーの存在の大きさを感じることが出来ます。また、現行モデルにはない極太ベゼルとアイボリーの組み合わせは「灼熱の砂漠」もしくは「地球上でもっとも寒い北極圏」での過酷なイメージにマッチすると感じるのは私だけでしょうか。
今回ご紹介する"Ref.16550アイボリー"は独特の極太書体のベゼルと、アイボリー文字盤、赤色の24時間針はしっかりオリジナルを保っており、経年変化による焼けムラや文字盤の割れやキズも無く、文句の付け所が無い程コンディションが素晴らしいモデルです。
その他、BOX・保証書をはじめ、当時の付属品である小冊子・カレンダー・パスケース、また日本ロレックスのオーバーホールサービス保証書も付属しています。
Ref.16550/エクスプローラーII 詳細はこちらをご覧ください。
http://www.909.co.jp/rare_ant/79938_16550/
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