2000年8月5日放送 キャスター:鳥越俊太郎 長野智子 百貨店大手のそごうグループが民事再生法の適用を申請し、約1億8千7百億円の負債を抱えて倒産してから1か月余りたった。
60年代後半から全国各地への多店舗化で急成長をとげ、かつてはグループの売上高1兆2000億円を誇った創業170年の老舗デパート、そごうはなぜ破綻への道をたどることになったのか。
今回の倒産にともなって、店を閉鎖した木更津そごうは、88年のバブルの真っ只中にオープンした。
折りしも東京湾横断道路・アクアラインの建設が始まったころであり、木更津市は駅前の再開発事業のメインとして、そごうを誘致。
それだけにそごう閉店の打撃は深刻で、デパート仕様につくられた駅ビルにはほかに借り手がつかずビル内は閑散としており、客の姿もまばら。
おまけに管理をすべてそごうに任せていたこともあってビル自体が立ち行かなくなっている状況に陥っている。
38年もの長きに渡って、そごうグループの頂点に君臨してきた水島廣雄は各都市の再開発事業に乗じて、駅前の一等地に出店しその地域の"一番店"になるという戦略で、弱小デパートに過ぎなかったそごうを発展させてきた。
ところが、そうしたやみくもな拡大路線は90年代にはいりバブル崩壊によって裏目に出る。
97年の錦糸町出店にあたっては、そごうの業績悪化で一時は出店中止の状況にまで追いこまれ、墨田区やそごうのメーンバンク、興銀を巻きこんでのスッタモンダが繰り広げられた。
番組では、木更津と錦糸町のケースを取り上げ水島経営の実態を明らかにする。
sumairu777ful 2 months ago