崖の下に家を建てて
どこからか水を引く
朝靄に君を見送り
僕は一人眠りにつく
ここからどこまで行けるか知りたい
日付が変わって君が戻るまで
昨日までの黄砂のせい
君のシャツは汚された
音も無い2月の雨
いっそ雪になればいい
ここからどこまで行けるか知りたい
日付が変わって君が戻るまで
今まで見つけた紛い物全て
置いてきた場所も憶えているから
手に負えない水の匂い
その内に慣れるだろう
陽の長さをなぜ笑う?
その内に慣れるだろう
ベランダの隅の知れた鉢植え
僕にはこれこそ笑えてしまった
振り返るときは足音を鳴らす
背中合わせの君に聞こえるように
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