こちらも併せてご覧ください。
壮大な物語の中にありながら、一人の男のひたむきな愛が丁寧に描かれたエピソードを紹介させていただきます。あふれんばかりの優しさに満ちた愛の表現がたまらなく素敵なシーンです。皆様と共有できたらと思い、アップロードさせていただきました。前、後編にわたってご覧ください。
モノリスソフト様に敬意をこめて。
アレンは非力だった。
戦うこともできず、運命的な力を持っているわけでもなく、愛する女性を引き止める勇気もない。そんな憂いを感じながらも、主任(シオン)への切ない想いひとつだけを抱いて見守り続けてきた。
彼女は迷っていた。
度重なる苦境のせいで次第に孤立していく彼女の前に、死んだはずの恋人(ケビン)が敵として立ちはだかったからだった。
彼はシオンを誘う。「共に来るんだ」
心身ともに憔悴しきったシオンはケビンに身を委ね、かつての仲間たちに刃を向ける。両者の悲しい対峙を目の当たりにしたアレンは、たまらず双方の間に割って入った。
「僕は主任の代わりに泣いてあげたい」。当初から仲間にだけ打ち明けていた言葉です。
アレンはシオンの部下でした。一作目からつねにシオンに同行し続け、彼女が泣くたびに、苦しむたびに、彼もまた傷ついてきました。
そして本エピソードにおいて「愛している」の一言では片付けられない純粋な想いを、アレンは確かな言葉で綴ってくれます。音を立てて溢れる苦悩、優しさ、愛おしさを感じ取ってみてください。
以下、ネタバレにつきご注意を。
アレンの名シーンはさらにこの後、エピソード3の最終局面にありますが、客観的に考えたところ、三作通して描かれた彼の奮闘があってこその描画であり、製作者様の伏線が開花するシーンだと思いましたので割愛させていただきました。
アレンサーガ
kei011000 2 years ago