自然と歴史の宝庫、国立公園「雲仙」へ行こう!
島原半島が修験道の聖山だった頃、温泉山は女人禁制となっていました。その当時の悲話として「七日廻りの石」が温泉街から少し離れた雑木林の中に人知れず存在しています。温泉街から小浜方面へ、白雲の池入り口から国道沿いに40m程進んだ歩道の右手に、その巨岩はあります。朽ちかけた名版も残っています。
・・・「温泉街と札の原の間の国道沿いにある高さ5m近くある石には女人禁制にまつわる悲話が伝えられてます。満明寺が栄えていた時代、寺に預けたわが子逢いたさに禁制を破り、赤ん坊をおぶって雲仙に登り札の原の鳥居を越えてこの大岩で休んでいたところ、赤ん坊が突然居なくなり泣き声だけが石の裏から聞こえてきました。母親は、気が狂ったように七日七夜も石の廻りを探し続けだそうですが、探し出せず、息絶えてしまいました。今では、母親を哀れに思い石の上に小さな地蔵が祭ってあります。
(隠れた温泉史 七日廻りの石:西 久海)」
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