フォード・ジャパン・リミテッド(本社・東京都港区)は26日、昨年9月に投入した主力SUV(スポーツ用多目的車)「エクスプローラー」に、過給器付きの小排気量エンジンなど低燃費技術を国内で初めて搭載した「XLT エコブースト」を追加し、2月25日に発売すると発表した。これを契機に同車は、同技術を搭載した車種を日本市場で増やしていく方針。燃費性能で競争力を高め、日本で先行する欧州勢の切り崩しを狙う。
追加モデルは、同車種では最も小排気量の2000ccエンジンに、過給器などを組み合わせた「エコブースト」と呼ぶ独自の低燃費技術を採用した。これにより燃費性能は、ガソリン1?当たりの走行距離は8・1Kmと、従来の4000ccエンジン車に比べて25%向上させたという。価格も440万円に抑えた。
昨年9月に全面改良して排気量3500ccの新型エクスプローラーは、2011年末までに10年比約3割増の650台と販売は堅調だ。
その一方で日本市場では欧州勢が、過給器付き小排気量エンジンで低燃費化を進めており、環境意識の高い日本では支持が根強い。このためフォード日本法人は、2013年時点で世界の全モデルの販売台数の8割まで高める方針のエコブースト技術搭載車を人気モデルでいち早く展開することにした。合わせて森田俊夫社長は、「欧州勢や国内のミニバンとも競合できる価格設定にした」(同)という。
またエクスプローラー全車種でエコカー補助金の認定を受けたことを追い風に、日本での販売を5割超増の1000台超まで増やすとともに、昨年の販売台数実績である2700台から2割の上積みを狙う。
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