喉頭癌、下咽頭癌では摘出手術を受けると声帯を摘出する場合が多く見られます。癌治療における喉頭摘出術後の代替音声は術後のQOLを維持する上で非常に重要です。代替音声の獲得は、癌治療に対するモチベーションを向上させると考えられます。「声帯を摘出してもシャント発声で90%は声が出ますよ」と主治医に声をかけられた患者が、どれだけ癌の治療に前向きになれることでしょうか。残念なことに忌野清志郎さん、三木たかしさんは声を失わずして癌で亡くなりました。私は今後の代替音声獲得の取り組みについてT-Eシャントを考えていらっしゃらない先生がたにT-Eシャントによる患者のメリットを考えていただきたいと思います。
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