中国経済産業局と広島アニメーションビエンナーレが共同で開催した第一回みんなのライトノベルコンテストで受賞したライトノベル 作品が映像化されました!(パイロット案)
あらすじ
自分の名前が嫌いなさいとうりゅうじは、中学二年の夏休みに入る前、学校で友人に「休みはじーちゃんの家に行く」と話していた、そのときクラスの生活委員長が自分も行くと言い出す。それをさいとうは断るが、出発当日、結局委員長と共にじーちゃんの家に行くことになる。しかし、委員長は当たり前だがさいとうはじーちゃんに会ったことがなかった。
船着き場でじーちゃんと会い、島に着いた二人は島の人々に迎えられる。島の人たちとバーベキューや花火をして楽しい夜を過ごすさいとうと委員長は、翌朝じーちゃんにつれられて漁に出た。はじめての漁を体験し驚くさいとう。他にも塩作りを体験するなど初めての経験をいっぱいする。
食べ終わった後、さいとうは委員長とともに鳥小屋に行く。そこで殻だけの卵を見つける委員長。生みたてのはずなのに中身の無い卵は二人に言いようのない不安を感じさせた。
蝉の抜け殻はあるのに、蝉が鳴かない島。次第に二人はそれをおかしいと思いだす。
さいとうたちが来て5日目、雨の中島の人に教えてもらった洞窟に行く。そこでなんだかよくわからない少年に出会う二人。次の日も、委員長とさいとうはその少年白ウサギのところへ向かう。そこでさいとうは白ウサギになぜ蝉が鳴かなければならないのか問われる。白ウサギの数々の問いに、答えられず呑まれてゆくさいとうたち。
一方、二人の両親は、さいとうの祖父が既に死亡していることをニュースで知る。
白ウサギと話した翌日。さいとうは一人じーちゃんの船に呼ばれた。そこで、嫌いだった自分の名前の意味を、ひとつひとつじーちゃんに説明される。初めて自分の名前が嫌いでないと思え、小さく祖父にお礼を言う。その日の昼、じーちゃんが消えた。この島のことを問い詰める委員長は、島の人々に洞窟へ行けと指さされる。洞窟では白ウサギが待っていた。この島は死に行く者達の島だと、そうして自分はさいとう達の鏡のような物だという。その言葉に腹をたてて白ウサギを殴る委員長。さいとうは、白ウサギに小さく手をふり、先を急いだ。
洞窟の先には人がいた。名前を問われたさいとうは、迷った末自分の名前を漢字で書いた。そこで初めて委員長の本名を目にする。
二度と会えない島の人たちにお礼をいい、斎藤たちは島を抜けた。
洞窟を抜けると、そこは海辺のバス停だった。
委員長の名前を呼び、その手をつないだときに斎藤は、蝉の鳴き声をきいた。
Link to this comment:
All Comments (0)