「赤潮は人災」
熊本大学・九州大学・北海道大学の研究チームは不知火海・八代海の赤潮の原因を調査している。それによると川の水が大量に海中に流れ込み富栄養化によって貧酸素水塊が発生し、また海水の濃度差分離がおきて、生物の生息には適しない死の海となりつつあるらしい。
保水性のない杉の木の大量植樹と見境いのない地上のアスファルト化やコンクリート化によって、雨水が地中に吸収する率が減少し、地表や川の水が海に流れ込む量が増加したことに起因することは、庶民の生活感覚でもわかること。大雨の日の都市部道路冠水もまたしかり。土のないアスファルト砂漠が自然の循環を断ち切っていることに気付かねばならない。
国民の「単純でエゴイスティックな近代化意識」「過去の思慮なき税金の使途」がなせる結果である。世界的規模でも海水の濃度と温度が変化し、海洋の潮流変化が気候や温度の激変を起こしている。古代の都市国家・ポリスは煉瓦を焼くために木を伐採し尽くし、砂漠化して崩壊したものが多い。人類は歴史の教訓を生かせるか。
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