元岡一英p マービン朝倉b 宇田誠人dr
今をさかのぼる事26年前始めてチャーリーパーカー/オンダイヤルというLPレコードをジャズサックスの勉強にと年上の人にダビングしていただきこの曲まずなんというタイトルかも読めずに、なんてビバップのテーマってよく出来ているんだろう!と感動しました。今若いジャズ奏者の方にこの曲や、Groonin' Highなどをやろうよ。というとよく「ジャズ研じゃあるまいし」だの「あー、それ昔よくやった。」といわれるんだけど、
この日はボク直々に元岡一英さんにリクエストしましたら。ピアノの前に座りちょっとだけテーマを確認して「ではオッケー」と即本番に入った。そしてどっしりとしたグルーヴ感でアクロバティックな見せつけ系なプレイも無くあくまでもオーソドックスに、そして流麗にアドリブソロをしてくれた。
ボクは心のなかで
This is the sound it should be.
(これこそが本来のサウンドなんだ)
と静かな感動を覚え、その瞬間を心のソコから楽しんだ。
トラディショナルな音楽はなんて奥深いんだろう。ブルースがブルースに聴こえないただの12小節の実験場になってしまえばこういう演奏はきっともう自分の過去にしてしまうのは軽薄そのものの考え方では?
余計なお世話だと言われそうだ。
新橋にあるこの小さなお店のドラムは珍しいネギドラムスというカスタムメイドの老舗製であるが、見かけはボロだが凄く良い音だ。是非バスドラのフロントヘッドも張り替えて存分に昔ながらの補強内枠の作り出すメイプル独特のサウンドに酔いしれたい。
ある意味ピアノはグランドピアノで、ドラムは」ジュニアキットなるバスウッドというへなへなな材木のドラムのお店が多い中アップライトピアノにブランドドラムス、このバランスも珍しいといえる。
ドラムスはやわらかい素材は真円度が保てず、おまけに使用者が不特定多数となるとすべての締めボルトのテンションを均等に締めるなどということは無く2,3本いじってそれで妥協できればその日はそのまま。直す人などプロでもほぼ皆無。今回は早めに入ってネギドラムスのチューニングをじっくりさせていただいた。さすが古くても良質のメイプルだ。チューニングボルトなどはガタガタのバランスではあったが、ヘッドが外れないなどの安価なドラムにありがちな事もなくどうやらベアリングエッジ角度は60度なようだ。本物のビンテージスタイルだが、ベースドラムの足が直角に短いストッパーバーが生えてるだけなので、ロック使用にしようと中央をねらってライズしようとしても無理なものは無理。ワシ「足が届きまへんわ。」とご老体が言っている。
これでいいのだ。
演奏のベースは朝倉氏所有の箱なしベースではあるが、箱がついていてもこの手の音色を好むベーシストにとっては、アリなんだと思った。
元岡さんは日本でも屈指のピアノの名手で、かつとてもお人柄もすばらしい。是非もう一度お手合わせさせていただけるなら光栄の極みである。 宇田誠人
音と映像が少しずれているのが残念ですが、対処の方法がわからないのでアドバイス、コメントの方にでもお願いいたします。
Link to this comment:
All Comments (0)